地方財政審議会議事要旨

日時

平成22年10月1日(金)10時00分〜12時00分

出席者

(委 員) 神野 直彦(会長)  佐藤 信  木内 征司
       中村 玲子  松本 克夫

(説明者) 自治財政局地方債課 課長補佐 赤岩 弘智
       自治財政局地方債課 理事官  大井 潤

議題

(1)平成21年度地方公共団体金融機構決算の概要について
(2)宝くじの諸課題について

要旨

I 議題「(1)平成21年度地方公共団体金融機構決算の概要について」

 標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。

(主な質疑内容)

 機構の貸付けのための債券発行による資金調達の金利は日々変動するが、貸付けの方の利率を変動させる制度はあるのか。
 機構の貸付利率は、基本的に固定金利方式と利率見直し方式の選択制となっている。利率見直し方式では、貸付後10年経過ごとに貸付金利の見直しを行い、10年経過後の貸付利率は、その利率見直し時点における金利水準と残りの償還年数に応じた利率が適用される。

 地方公共団体金融機構にとって利益はどのような意味を有するのか。
 地方公共団体金融機構は、地方公共団体に対し長期かつ低利の資金を融通すること等により、地方公共団体の財政の健全な運営及び住民の福祉の増進に寄与することを法律上の目的としており、利益の獲得を目的としているわけではないが、一定規模の利益は機構の安定的な経営に必要と考えられている。

 地方公共団体の意見はどのように取り上げられるのか。
 日々の融資業務等を通じて地方公共団体の意見等を聞いている。また、地方公共団体金融機構の意思決定機関である代表者会議には、全国知事会、全国市長会及び全国町村会から選任された都道府県知事、市長及び町村長が委員として参画し、そこで意思決定を行う仕組みとなっている。

 リスク管理を強化しているとのことであるが、どのような職員が担当しているのか。
 民間金融機関出身の職員を採用してリスク管理を担当してもらうなどして、リスク管理を強化していると聞いている。

II 議題「(2)宝くじの諸課題について」

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