第24回独立行政法人評価制度委員会 議事概要
日時
令和元年11月21日(木)10時から12時まで
場所
中央合同庁舎2号館10階 総務省第1会議室
出席者
(委員)野路國夫委員長、樫谷隆夫委員長代理、天野玲子委員、金岡克己委員、
栗原美津枝委員、高橋伸子委員、中村豊明委員、浜野京委員、河合晃一専門委員
(事務局等)進藤総務大臣政務官、三宅行政管理局長、吉開官房総括審議官、辻管理官他
議事
1.令和元年度に中(長)期目標期間が終了する法人に係る見込評価及び業務・組織の見直しについて
2.独立行政法人の中(長)期目標の策定について
3.平成30年度における独立行政法人の業務の実績に係る評価等の結果についての点検結果
4.監事との意見交換【非公開】
配布資料:
・
議事次第
・資料1
・資料2
・資料3
議事概要
(1) 進藤総務大臣政務官から、冒頭、挨拶が行われ、オールジャパンで取り組むべき社会課題の解決に向けて、各法人がその能力を存分に発揮できるよう、委員会の活動への期待が述べられた。
(2) 令和元年度に中(長)期目標期間が終了する法人に係る見込評価及び業務・組織の見直しについて、樫谷評価部会長及び事務局より説明が行われ、独立行政法人通則法第35条の6第8項に基づく見込評価についての意見が案のとおり了承された。併せて、これら法人の次期目標の策定に向けての考え方等が「独立行政法人の中(長)期目標の策定について」として取りまとめられた。
(3)平成30年度における独立行政法人の業務の実績に係る評価等の結果について、事務局より点検結果の説明が行われ、案のとおり了承された。
(4) 独立行政法人の現職の非常勤の監事3人(独立行政法人国立高等専門学校機構の山内監事及び吉田監事、国立研究開発法人海洋研究開発機構の前田監事)から、各法人における監事業務の実情等について説明していただいた後、出席者間で意見交換が行われた。議論の主な内容は以下のとおり。
○財務報告プロセスの監査を充実させるためにも、監事を補佐する監査室等の職員のスキルアップなどにより監査部門の機能を一層充実させることが重要である。
○独立行政法人の監事について、常勤の監事と非常勤の監事の果たすべき責任の重さは変わらない。民間企業では、役員の責任の重さと待遇が連動しているが、独立行政法人の監事の責任の重さと待遇は連動していないように感じた。
○主務省と監事のコミュニケーションは現状、監査結果の報告や審議会への出席によって図られているが、監事としての主務省とのコミュニケーションをより一層充実化させた方が良いのではないか
○監事と内部監査部門、会計監査人との連携が重要で、監事が三様監査の中心的な役割を果たすべきである。
○監事には、財務、会計部門のチェックに加え、民間の視点から理事長に意見を提案されているようだが、引き続き経営品質の向上にもより一層力を入れていただきたい。また監事の果たすべき役割について議論を深めると良いのではないか。
○民間では組織の弱点等を踏まえて、経験上、当該組織に必要とされる監査役にはどのような人が良いか、どの分野に精通した人に来て欲しいかを考えた上で選んでいる。独法ではこの点について、どのように認識しているのか、理事長の意見も十分に伺いたい。
以上
(文責:総務省行政管理局独立行政法人評価担当)
(速報のため、事後修正の可能性があります。)
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