1 JETプログラムとは
JETプログラムとは、「語学指導等を行う外国青年招致事業」(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略称で、総務省、外務省、文部科学省及び一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)の協力の下、地方公共団体が主体となって実施している国際的な人的交流事業です。本事業は、外国語教育の充実を図るとともに、地域レベルでの国際交流を推進することを目的としており、本年度で28年目を迎えます。
来日する参加者は、日本全国の学校で外国語を教えたり、地域における国際交流活動に携わることにより、地域の住民と様々な形で交流を深めています。
参加者の累計が平成26年度で60,559人となる、世界最大規模の人的交流プログラムであり、全国各地の地域における国際化に寄与するとともに、参加者は帰国後も日本理解の促進に貢献しています。
2 参加人数
本年度の参加人数(再任用者を含む。)は、4,476人であり、職種別の内訳は次のとおりです。
<職種別内訳>
ALT(外国語指導助手:Assistant Language Teacher) |
4,101人 |
CIR(国際交流員:Coordinator for International Relations) |
364人 |
SEA(スポーツ国際交流員:Sports Exchange Advisor) |
11人 |
ALT:小学校や中学校・高等学校等で外国語活動や外国語授業等の補助・協力に従事
CIR:地方公共団体の国際交流担当部局等に配置され、国際交流活動に従事
SEA:スポーツを通じた国際交流活動に従事
3 参加者の出身国
本年度のJET参加者の出身国は42か国であり、これまでの累計は63か国です。
(平成26年度参加者の出身国)42か国
〈北 米〉 2か国…アメリカ、カナダ
〈欧 州〉 13か国…英国、アイルランド、フランス、ドイツ、ロシア、スペイン、
イタリア、ベルギー、フィンランド、スイス、オランダ、
ハンガリー、ラトビア
〈大洋州〉 6か国…オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、トンガ、サモア、
パラオ
〈アジア〉 9か国…中国、韓国、モンゴル、インドネシア、フィリピン、
シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム
〈中南米〉 9か国…ブラジル、ペルー、アルゼンチン、ジャマイカ、バルバドス、
セントルシア、トリニダード・トバゴ、アンティグア・バーブーダ、
セントビンセント及びグレナディーン諸島
〈アフリカ〉3か国…南アフリカ、ガーナ、ケニア
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4 受入地方公共団体数
5 招致スケジュール
平成26年度JETプログラム新規招致者1,726人のうち1,612人が7月27日、8月3日、8月20日の3回に分かれて来日する予定です。東京でオリエンテーションを受けた後に、北海道から沖縄まで全国各地へ赴任し、学校での語学指導や地域における国際交流活動等に従事することとなります。
※アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国、ブラジルからの新規招致者の一部(ALT・CIR)計114人は既に来日しており、全国で活躍中です。