主なポイント
・2010年11月時点の我が国のブロードバンドサービス契約者の総ダウンロードトラヒックは、推定で約1.71T(テラ)(注3)bpsであり、この1年間で約1.3倍(25.4%増)となりました。
・他方、ブロードバンドサービス契約者の総アップロードトラヒックは、推定で約896.5Gbpsであり、集計以来、初めて減少した前回調査結果から転じて、半年間で2.8%増となりました。なお、1年前との比較では5.0%減となっています。
・2009年5月以降、総トラヒックの伸びが協力ISP6社のトラヒックの伸びを上回っています。これは総トラヒックの推計に利用している協力ISP6社の主要IXにおけるシェアが低下傾向にあるからですが、総務省ではその要因についても分析を進めてまいります。
注1:「インターネットイニシアティブ(IIJ)」、「NTTコミュニケーションズ」、「ケイ・オプティコム」、「KDDI」、「ソフトバンクBB」、「ソフトバンクテレコム」のISP6社6ネットワーク
注2:江ア浩東京大学教授、加藤朗慶應義塾大学教授、長健二朗IIJ研究員、福田健介国立情報学研究所准教授及び関谷勇司東京大学講師
注3:1T(テラ)(10の12乗)=1000G(ギガ)
その他