報道資料
平成31年3月5日
我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算
2018 年11 月の集計結果の公表
総務省は、我が国のインターネットにおけるトラヒック(通信量)の実態を把握するため、インターネットサービスプロバイダ(ISP)9社
(注1)、インターネットエクスチェンジ(IX)5団体
(注2)及び研究者
(注3)の協力を得て、2018年11月のトラヒックの集計・試算を行い、今般その結果を
別添
のとおり取りまとめました。
1 主なポイント
- 2018年11月の我が国のブロードバンドサービス(注4)契約者の総ダウンロードトラヒックは、推定で約11.0Tbps(1契約1ヶ月当たり約91GB(注5))であり、前年同月比23.3%増となりました。
- 今回の発表より、2017年5月分以降の我が国のインターネットにおける総トラヒックについては、推定の精度を向上させる観点から、従来より協力を得ている5社(注6)(ブロードバンド契約者全体に占める割合:38.8%)からの情報に4社の情報を加え、計9社(同:66.3%)からの情報による推定に切り替えています。
- なお、5社からの情報による推定値と、9社からの情報による推定値とを比較すると、2割程度の開きがありますが、両推定値の増加率は同様の傾向を示しています。
注1:「(株)インターネットイニシアティブ」、「NTTコミュニケーションズ(株)」、「(株)NTTぷらら」、「(株)ケイ・オプティコム」、「KDDI(株)」、「(株)ジュピターテレコム」、「ソフトバンク(株)」、「ニフティ(株)」及び「ビッグローブ(株)」のISP9社
注2:「インターネットマルチフィード(株)」、「エクイニクス・ジャパン(株)」、「日本インターネットエクスチェンジ(株)」、「BBIX(株)」及び「WIDE Project」のIX5団体
注3:江ア浩東京大学教授、加藤朗慶應義塾大学教授、長健二朗インターネットイニシアティブ研究員、福田健介国立情報学研究所准教授及び関谷勇司東京大学准教授
注4:FTTH、DSL、CATV及びFWA
注5:5月との比較可能性を考慮し、1ヶ月を30.4375日として計算
注6:「(株)インターネットイニシアティブ」、「NTTコミュニケーションズ(株)」、「(株)ケイ・オプティコム」、「KDDI(株)」及び「ソフトバンク(株)」のISP5社
2 その他
3 資料の入手方法
別添の資料については、総務省ホームページ(
http://www.soumu.go.jp)の「報道資料」欄に、本日(5日(火))14時を目途に掲載するほか、総務省総合通信基盤局電気通信事業部データ通信課(総務省10階)において閲覧に供するとともに配布します。
4 関連報道資料
過去の報道資料については、以下のウェブページをご覧ください。
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