総務省は、ネットワークやサービスの多様化・高度化が進展し、電気通信事故の内容や原因等も多様化・複雑化していることから、その環境変化を踏まえた上で、再発防止に向けた対策等について検討するため、「多様化・複雑化する電気通信事故の防止の在り方に関する検討会」を開催します。
1.目的
電気通信は、我が国の基幹的な社会インフラであり、電気通信事故は、国民生活や企業の経済活動に多大な支障を招来するものであるため、電気通信事故の防止は喫緊の課題である。近年、電気通信分野において、ネットワークやサービスの多様化・高度化が進展し、事故の内容や原因等も多様化・複雑化しています。電気通信事故の防止には、このような事故を巡る環境変化を踏まえ、平時の対策及び事故発生後の各段階で適切な措置が講じられることが不可欠です。
本検討会は、「(1)事故の事前防止」、「(2)事故発生時の対応」、「(3)事故報告制度」、「(4)事故報告後のフォローアップ」の在り方を検討し、事故発生に係る各段階で必要な措置が適切に確保される環境を整備することにより、電気通信事故の防止を図ることを目的とします。
2.主な検討事項
(1) 事故の事前防止の在り方
(2) 事故発生時の対応の在り方
(3) 事故報告制度の在り方
(4) 事故報告後のフォローアップの在り方
(5) その他
3.構成員
4.開催期間
本検討会は、平成25年4月から開催し、同年9月を目途に取りまとめを行う予定です。