報道資料

1　審議の背景等

（1） 　審議の背景
　基幹系無線システムは、移動通信システムに接続するエントランス回線や自営無線通信回線網など、さまざまな用途で利用されております。
　東日本大震災の際にも、陸上・島しょ地域での通信手段として、当該システムの有効性が確認され、平時に加えて災害時においても重要な役割を果たしています。
　その一方、スマートフォンやタブレット端末等の普及による、移動体通信トラヒックの急増や、移動通信システムのサービスエリアの拡張などに迅速に対応するため、エン トランス回線の高速大容量化等への対応も必要となっております。
　そのため、技術的観点から、基幹系システムの高度化等に係る技術的条件について検討を開始したものです。

（2） 　審議内容
　「業務用陸上無線通信の高度化等に関する技術的条件」（平成25年5月17日付け 諮問第2033号）のうち「基幹系無線システムの高度化等に係る技術的条件」について審議を行い、情報通信技術分科会において、平成25年度内に一部答申をする他、随時一部答申予定を行う予定です。

2　技術的条件の提案募集

（1） 　提案募集の概要
　陸上無線通信委員会での検討に資するため、「基幹系無線システムの高度化等に係る技術的条件」について、平成25年6月14日（金）から同年7月5日（金）までの期間、提案募集を行います。

（2） 　募集要領別紙のとおり。

（3） 　募集期限平成25年7月5日（金）午後5時まで。