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報道資料

平成25年5月17日

広帯域移動無線アクセスシステムの高度化に関する技術的条件

−情報通信審議会からの一部答申−
 総務省は、本日、情報通信審議会(会長:西田 厚聰 株式会社東芝 取締役会長)から、平成18年2月27日付け情報通信審議会諮問第2021号「2.5GHz帯を使用する広帯域移動無線アクセスシステムの技術的条件」のうち「広帯域移動無線アクセスシステムの高度化に関する技術的条件」について一部答申を受けました。

1 背景

 総務省では、周波数再編アクションプラン(平成24年10月改定版)に基づき、広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)の利用に関して、2.5GHz帯での利用周波数の拡大に向けた取組を行っています。この一環として平成24年10月26日(金)から同年11月8日(木)にかけて、同周波数帯の利用希望調査を実施したところ、利用の可否について技術的検討を必要とする利用希望が提出されました。具体的には、平成24年10月に国際標準化がなされたWiMAX Release 2.1 Additional Elementsの利用、地域事業者による複数方式のBWA(WiMAXとXGP)の混在利用及び複数の周波数の電波を一体として使用する技術(キャリアアグリゲーション)の利用について希望が出されました。
 同周波数帯へのBWA利用の拡大について検討するためには提出された利用希望の可否について明らかにすることが必要であることから、平成24年11月から情報通信審議会において審議が行われ、「広帯域移動無線アクセスシステムの高度化に関する技術的条件」について、本日、情報通信審議会から一部答申を受けました。

2 答申の概要

一部答申の概要は、別紙PDFのとおりです。

3 今後の予定

総務省では、本一部答申を踏まえ、技術基準の策定等を進めていく予定です。
【関係報道資料】
・2.5GHz帯広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)の利用に係る調査結果の公表(平成24年11月16日)
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000117.html

・「携帯電話等高度化委員会報告(案)に対する意見の募集 −広帯域移動無線アクセスシステムの高度化に関する技術的条件について−」(平成25年4月1日)
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000137.html

・携帯電話等高度化委員会報告(案)に対する意見の募集の結果 −「2.5GHz帯を使用する広帯域移動無線アクセスシステムの技術的条件」のうち「広帯域移動無線アクセスシステムの高度化に関する技術的条件」について− (平成25年5月16日)
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000140.html
連絡先
総合通信基盤局電波部移動通信課
担当:中越課長補佐、西森第二技術係長、難波官
住所:〒100-8926
    東京都千代田区霞が関2-1-2
    中央合同庁舎第2号館
電話:(直通)03-5253-5893
    (代表)03-5253-5111 内線 5893
FAX:03-5253-5946
E-mail:enhanced-mobile_atmark_ml.soumu.go.jp
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