報道資料
平成30年5月9日
無線設備規則の一部を改正する省令案等に係る意見募集の結果及び電波監理審議会からの答申
9GHz帯航空機搭載型合成開口レーダーシステムの導入
総務省は、9GHz帯航空機搭載型合成開口レーダーシステムの導入に向けて、これらの無線局の技術基準に係る制度整備を図るため、無線設備規則(昭和25年電波監理委員会規則第18号)の一部を改正する省令案等について、平成30年3月21日(水)から同年4月19日(木)までの間意見募集を実施したところ、本改正案に対する意見の提出はありませんでした。
また、無線設備規則の一部を改正する省令案等について、本日、電波監理審議会(会長:吉田 進 京都大学名誉教授)に諮問したところ、原案を適当とする旨の答申を受けました。
総務省では、意見募集の結果及び電波監理審議会の答申を踏まえ、速やかに制度整備を行う予定です。
1 経緯
総務省では、平成30年2月13日(火)に9GHz帯航空機搭載型合成開口レーダーシステム※の無線設備に関する技術的条件について、情報通信審議会から一部答申を受けたところです。
今般、これを踏まえ、当該システムを導入するため、無線設備規則の一部を改正する省令案等について平成30年3月21日(水)から同年4月19日(木)までの間、意見募集を実施しました。
※ 航空機に合成開口レーダーを搭載したシステム。夜間や噴煙など視界がきかない状況においても、上空から電波を用いて広範囲に被災・災害の情報収集等が可能であり、官民で実用化に向けた実用検証が行われている。
2 意見募集の対象
- 無線設備規則の一部を改正する省令案
- 平成18年総務省告示第57号の一部を改正する告示案
- 平成23年総務省告示第278号の一部を改正する告示案
- 周波数割当計画の一部を変更する告示案
- 電波法関係審査基準の一部を改正する訓令案
3 意見募集の結果
4 電波監理審議会からの答申
意見募集の結果を踏まえ、意見募集の対象のうち、無線設備規則の一部を改正する省令案及び周波数割当計画の一部を変更する告示案について、本日、電波監理審議会(会長:吉田 進 京都大学名誉教授)に諮問したところ、原案を適当とする旨の答申を受けました。
5 今後の予定
意見募集の結果及び電波監理審議会の答申を踏まえ、速やかに関係規定の整備を行います。
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