報道資料

　総務省において、植込み型神経刺激装置等^(*1)及び装着型医療機器^(*2)を対象に、携帯電話端末^(*3)から発射される電波による影響に関する調査（別紙1）を行いました。その結果に基づき、生体電磁環境に関する検討会^(*4)における検討（別紙2）を経て、指針の改訂案を取りまとめたものです。

1. (*1)脳深部刺激装置、脊髄刺激装置、仙骨神経刺激装置、迷走神経刺激装置、植込み型輸液ポンプ及び植込み型心電用データレコーダ
2. (*2)補助人工心臓駆動装置、ポータブルインスリン用輸液ポンプ及び携帯型輸液ポンプ
3. (*3) W-CDMA方式（800MHz、1.5GHz、1.7GHz、2GHz）
4. (*4)電波による人体や医療機器等への影響の防止に関する検討会。（座長：大久保千代次（一財）電気安全環境研究所 電磁界情報センター所長）

1. （1）意見募集対象
   　 「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」の改訂案（別紙3：新旧対照表）
   　　 ※参考として、改訂案を全て反映した場合の指針（参考資料2）を掲載します。
2. （2）意見の募集期間
   　平成27年8月3日（月）必着（郵送についても､同日必着とします｡）
   　詳細については、別紙4の意見募集要領を御覧ください。

　なお、意見募集対象については、総務省のホームページ（http://www.soumu.go.jp）の「報道資料」欄及び電子政府の総合窓口［e-Gov］（http://www.e-gov.go.jp）の「パブリックコメント」欄に掲載するとともに、連絡先において閲覧に供することとします。