1 概要
平成23年3月11日の東日本大震災の発生を受け「東日本大震災からの復興の基本方針」(平成23年7月29日東日本大震災復興対策本部)が決定されました。同基本方針においては、災害の記録と伝承の重要性が指摘されており、政府の一体的な取組として、「地震・津波災害、原子力災害の記録・教訓の収集・保存・公開体制の整備を図る。」「記録等について国内外を問わず、誰もがアクセス可能な一元的に保存・活用できる仕組みを構築し、広く国内外に情報を発信する。」ことが明記されました。
このため、総務省では、国立国会図書館等と連携し、東日本大震災に関する記録をデジタルデータにより収集・保存・公開するルール作りを行うとともに、ネット上に分散して存在するデジタルデータを一元的に検索・活用できるソフトウエアを開発する「東日本大震災アーカイブ」基盤構築プロジェクトを実施します(別紙1参照)。
このたび、同プロジェクトの一環として、総務省は、東北大学防災科学研究拠点、東北大学附属図書館及びハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所と共に東日本大震災アーカイブ国際合同シンポジウムを開催します。
2 日時及び会場
日時:平成24年1月11日(水) 10時00分から17時30分まで
会場:仙台国際センター 大会議室 萩 (宮城県仙台市青葉区青葉山無番地)
URL:http://www.sira.or.jp/icenter/index.html
3 プログラム
別紙2のとおりです。
4 参加及び参加申込先
(1)定員:200名
(2)参加費:無料
(3)参加方法:参加を御希望の方は、以下のURLのEメール又は申し込みフォームからお申し込みください。
申し込みは先着順とし、事前申し込みが必要です。当日は空席がある場合のみ受け付けます。
URL:
(4)問い合わせ先:東北大学防災科学研究拠点
東北大学大学院工学研究科附属災害制御研究センター
電話番号 022-795-7515 又は 022-795-5033
E-mail ssato<@>dcrc.tohoku.ac.jp
ashiba<@>saigai.str.archi.tohoku.ac.jp
注)迷惑メール対策のため、「@」を「<@>」と表示しております。
送信の際には、「<@>」を「@」に置き換えてください。
総務省情報流通行政局情報流通振興課
担当:松田統括補佐、白石制度係長、景山主任
電話:03−5253−5748
FAX:03−5253−5742
Eメール:lets.shodeji<@>ml.soumu.go.jp
注)迷惑メール対策のため、「@」を「<@>」と表示し
ております。送信の際には、「<@>」を「@」に置
き換えてください。
(別紙2)
東日本大震災アーカイブ国際合同シンポジウム
「東日本大震災アーカイブの最前線と国境・世代を超えた挑戦」
日時:平成24年1月11日(水) 10:00〜17:30
場所:仙台国際センター 大会議室 萩 (宮城県仙台市青葉区青葉山無番地)
主催:総務省、東北大学防災科学研究拠点、東北大学附属図書館、ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所
後援(予定):国立国会図書館、文部科学省、防災科学研究所、科学技術振興機構、河北新報、仙台国際センター
プログラム
●東日本大震災アーカイブの最前線(1):官・民
「国立国会図書館の取り組み」
国立国会図書館電子情報部主任司書
電子情報サービス課次世代システム開発研究室長 原田久義
「総務省の取り組み」
総務省情報流通行政局情報流通振興課長 黒瀬泰平
「Yahoo! JAPANの取り組み」
ヤフー株式会社R&D統括本部フロントエンド開発本部開発部長 高田正行
「Save MLAKの取り組み」
Save MLAKプロジェクトリーダー 岡本 真
「The Internet Archiveの取り組み」
●東日本大震災アーカイブの最前線(2):学
「防災科学研究所の取り組み」
独立行政法人防災科学研究所主任研究員 リスク研究グループ長 長坂俊成
「東北大学の取り組み」
東北大学災害制御研究センター長 教授 今村文彦
東北大学災害制御研究センター 助教 柴山明寛
「ハーバード大の取り組み」
ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所長 教授 アンドリュー・ゴードン
●特別講演
「阪神・淡路大震災における神戸大学附属図書館の取り組み」
神戸大学附属図書館情報管理課長 稲葉葉子
●東日本大震災アーカイブの最前線(3):被災地
「河北新報の取り組み」
河北新報ネット事業部長 八浪英明
「仙台メディアテークの取り組み」
せんだいメディアテーク企画・活動支援室長 甲斐賢治
「宮城県図書館の取り組み」
「岩手県立図書館の取り組み」
「東北大学附属図書館の取り組み」
東北大学附属図書館総務課長 米澤 誠
「福島イノベーションセンターの取り組み」
福島イノベーションセンター
アクセンチュア株式会社公共サービス・医療健康本部エグゼクティブ・パートナー 後藤 浩
●パネルディスカッション
コーディネーター:今村文彦、アンドリュー・ゴードン
(敬称略)
*プログラムは予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。