報道資料
平成24年7月4日
ASP・SaaS・クラウドの普及拡大に向けたガイドの公表
総務省では、ICT利活用の推進においてASP・SaaS・クラウドサービスを社会資本分野など各分野に適切に普及拡大させることを目的として、「社会資本分野におけるデータガバナンスガイド」、「地盤情報の二次利用ガイド」、「ASP・SaaS・クラウドによる米・米加工品トレーサビリティサービス提供の手引き」及び「ASP・SaaS事業者連携ガイド」を策定しましたので公表します。
1.経緯
総務省では、ASP・SaaS・クラウドの普及拡大及び適切な利用促進を図ることを目的に、ASPIC(※1)と合同で設立した「ASP・SaaS・クラウド普及促進協議会」において、社会資本分野など各分野ごとにASP・SaaS・クラウドサービスを提供、利用する際の留意すべき事項等を検討してきました。
今般、その検討結果を踏まえ、以下のとおり策定しましたので公表します。
社会資本分野におけるデータガバナンスガイド |
道路、橋梁、下水道、建物等の社会資本分野において、ASP・SaaS事業者が社会資本データ(台帳)の蓄積・管理(一次利用)、及び二次利用等のサービスを提供する際に留意すべき事項を、利用促進の観点からガイドとしてとりまとめたもの。 |
地盤情報の二次利用ガイド |
ASP・SaaS事業者が、国・自治体等の地盤情報(ボーリングデータ等)をもとに、「データマネジメント」、「プラットフォーム提供」、「付加価値サービス」等のサービスを提供する際に、順守すべき事項、留意すべき事項をガイドとしてとりまとめたもの。 |
ASP・SaaS・クラウドによる米・米加工品トレーサビリティサービス提供の手引き |
米穀トレーサビリティ法が求める取引記録の作成・保存に係るトレーサビリティ管理のための記録と情報照会のモデルをASP・SaaS事業者向けに手引書としてまとめたもの。 |
ASP・SaaS事業者連携ガイド |
複数のASP・SaaS事業者同士が連携してサービスを提供する際に、事業者間で留意すべき事項や事業者・利用者間で留意すべき事項を連携ガイドとしてとりまとめたもの。 |
※1:特定非営利活動法人 ASP・SaaS・クラウドコンソーシアム
2.公表資料
(1) 「社会資本分野におけるデータガバナンスガイド」
(別添1)
(2) 「地盤情報の二次利用ガイド」
(別添2)
(3) 「ASP・SaaS・クラウドによる米・米加工品トレーサビリティサービス提供の手引き」
(別添3)
(4) 「ASP・SaaS事業者連携ガイド」
(別添4)
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