報道資料
令和3年2月1日
多言語音声翻訳コンテスト(第3回)の結果
総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)は、多言語音声翻訳技術の更なる普及や多種多様な翻訳サービスの出現を加速するため、「言葉の壁」をなくす新しいアイデアと試作品(PoC)を募集し、優秀作品に総務大臣賞等を授与する「多言語音声翻訳コンテスト(第3回)」を開催しましたので、その結果をお知らせします。
1.概要
総務省とNICTは、多言語音声翻訳技術の更なる普及や多種多様な翻訳サービスの出現を加速すべく、「言葉の壁」をなくすための多言語音声翻訳技術の新たな活用方法や使い方などの「アイデア」と「試作品(PoC)」を募集し、優秀作品に総務大臣賞等を授与する「多言語音声翻訳コンテスト(第3回)」を開催しました。
世界の「言葉の壁」をなくす新しいアイデアを募集する「アイデア部門」については233件、製品・アプリ・サービスの試作品(PoC)を募集する「試作品(PoC)部門」については8件の応募をいただきました。これらのうち、審査員による一次審査を通過したアイデア及び試作品を対象として、令和3年1月30日(土)に審査会を実施し、以下2.のとおり、受賞作品を決定しました。
なお、同審査会については、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和2年3月28日(令和3年1月7日変更)新型コロナウイルス感染症対策本部決定)」及び「新型コロナウイルス感染症の総務省対処方針(令和2年3月28日(令和3年1月7日改正)新型コロナウイルス感染症総務省対策本部決定)」等に基づき、web会議システム等を使用した遠隔開催に変更して実施しました。
2.多言語音声翻訳コンテスト(第3回)の結果
(1)アイデア部門
賞名 |
作者(チーム)名(敬称略) |
作品名 |
総務大臣賞(最優秀賞) |
誠意翻訳
(久保田 海愛) |
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NICT賞(次点) |
灰屋 遥香 |
外国人事業主の税務事務負担軽減のために |
(2)試作品(PoC)部門
賞名 |
作者(チーム)名(敬称略) |
作品名 |
総務大臣賞(最優秀賞) |
チーム名大 |
外国人児童向け授業翻訳アプリ「授業翻訳くん」 |
NICT賞(次点) |
下野HC
(しもつけエイチシー) |
マスク着用時代にスマートに会話が出来るシステムの開発 |
3.今後の予定
上記の受賞作品の詳細については、多言語音声翻訳コンテストの専用Webサイト(
https://tagen.go.jp/)において後日公開予定です。
なお、本コンテストは凸版印刷株式会社が受託して事務局を担っています。
<関係報道資料>
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