報道資料

　昨今、スマートフォンやクラウドの利用が増加するなど、社会経済活動の情報化が進展する一方で、サイバー攻撃など情報セキュリティへの脅威が拡大しています。その態様も、情報通信技術の発展とともに巧妙化・複雑化するとともに、対象も国会や政府機関などへ拡大して被害が深刻化しており、インターネットが我が国の成長を牽引する存在として期待されている中、このような情報セキュリティへの脅威は、日本の経済成長の観点からも由々しき問題であると考えられます。
　このため、総務省では、安心・安全な情報通信ネットワークの確保に向け、時々刻々と変化する情報セキュリティ上の課題に対して効果的な対策や、日本の経済成長に繋がるような有効な施策が講じられるよう、有識者から助言を得ることを目的として、「情報セキュリティ　アドバイザリーボード」を開催します。

（1）情報セキュリティ対策の在り方への助言
　情報セキュリティの推進にあたり、日本の経済成長への貢献も視野に入れつつ、情報通信分野に携わる関係者において短期的及び中長期的に講ずべき対策や既存の取組の改善などの方向性について、幅広い観点からの助言。
（2）その他
　情報セキュリティに係る諸問題への対応について、必要に応じて、提言のとりまとめ。

　別紙のとおり。

　平成25年3月に第1回会合を開催し、以降順次開催。