総務省は、900MHz帯の周波数再編等に伴う放送事業用固定局等に関する審査基準の一部改正案を作成しました。つきましては、当該制度整備案に対し、平成24年4月14日(土)から同年5月14日(月)までの間、意見募集を行います。
1 概要
「周波数再編アクションプラン」(平成23年9月改定版)にあるとおり、950MHz帯音声STL/TTL(958〜960MHz)については、「900MHz帯携帯無線通信システムの本格的な導入が行われることを踏まえ、また、現行の利用状況や無線局の免許の有効期限を考慮し、平成27年11月30日までに、Mバンド(6570〜6870MHz)又はNバンド(7425〜7750MHz)の周波数に移行する。ただし、Mバンド又はNバンドへの移行が困難な場合は、60MHz帯及び160MHz帯へ周波数の移行を図る。」とあること、及び映像STL/TTL/TSL(Aバンド(3456〜3600MHz))については、「平成24年11月30日までに他の放送事業用マイクロ波帯へ移行することとする。」とあることから、今後、当該無線局に関する新たな開設申請等が想定されず、電波法関係審査基準におけるそれぞれの規定の削除を行います。
また、地上デジタル放送への完全移行に伴い、電波法関係審査基準における関係規定の削除等を行います。
2 制度整備案の概要
制度整備案の概要は、以下のとおりです。
(1) 950MHz帯音声STL/TTL(958〜960MHz)の規定の削除
(2) Aバンド(3456〜3600MHz)映像STL/TTL/TSLの規定の削除
(3) その他規定の整備
3 意見公募要領等
4 今後の予定
寄せられた意見を踏まえ、速やかに、改正する予定です。