1 経緯及び概要
総務省では、国、放送事業者、受信機メーカ等関係者の共通の目標として、「4K・8K推進のためのロードマップ」を策定し、4K・8Kに関する取組を官民連携して推進しています。地上波による4K・8K放送は、同ロードマップにおいて、「より効率的な伝送を実現すべく、速やかに総合的な研究開発の取組を進める」等とされており、将来の実現に向けて、伝送容量拡大や伝送効率向上技術等の研究開発等を実施しています。
今般、総務省では、平成28年度第2次補正予算事業である、「地上4K放送等放送サービスの高度化推進事業」の1つとして、現行の地デジの視聴環境を維持しつつ、地上4K放送を実現する技術について調査研究を実施することを予定しております。
つきましては、当該調査研究の実施に先立ち、現行の地デジの視聴環境を維持しつつ、地上4K放送を実現する技術について、広く提案を募集します。
2 提案募集
(1)応募資格
下記(2)の技術に関する調査研究の請負を具体的に検討している、企業、独立行政法人、大学、地方公共団体その他法人等又はこれらの法人等からなるコンソーシアム等。
(2)提案対象となる技術及び提案募集要領
現行の地デジと同一の周波数帯(470〜710MHz)及びチャンネル幅(6MHz)で、現行の地デジに加え、4K放送を実現することが出来る技術又はそれに準ずる技術。(詳細は
別紙の提案募集要領
を参照)
3 募集期限
平成29年2月24日(金)18時必着(郵送の場合、当日必着)
4 今後の予定
総務省は、提出された提案を評価した上で、当該調査研究の内容を決定した後、請負者を決めるための一般競争入札を行う予定です。(評価に当たっては、必要に応じ、外部の有識者等の意見を伺うことを想定しています。)