1 危険物安全週間について
ガソリン、灯油、軽油などの燃料や、塗料、プラスチック、化学繊維などの原料となる危険物は、私たちの生活の中で身近な存在となっています。しかし、取扱いを誤ると大きな事故を招く危険性を有していることも認識した上で、安全に取り扱うことが重要です。消防庁では、毎年6月の第2週を危険物安全週間として、危険物の保安に対する意識の高揚及び啓発を全国的に推進しています。
【主催等】
(1) 主催
消防庁、都道府県、市町村、全国消防長会及び(一財)全国危険物安全協会
(2) 協賛
危険物保安技術協会、(一財)消防試験研究センター、石油連盟、全国石油商業組合連合会、電気事業連合会、(一社)日本化学工業協会及び日本ガソリン計量機工業会
2 実施事項
危険物安全週間中には、危険物施設における保安体制の整備促進、危険物に関する知識の啓発普及及び危険物保安功労者の表彰を重点事項として、各地域において様々な行事が行われます。
特に、消防庁が行った危険物施設における火災及び流出事故についての深刻度評価指標等を用いた分析にも留意しながら、危険物等に係る重大事故の発生の防止という目標に向けた取組について、本週間中に積極的に実施します。