○ 平成30年7月の全国における熱中症による救急搬送人員数は54,220人でした。
これは、昨年7月の救急搬送人員数26,702人と比べると27,518人多くなっています。
○ 全国の熱中症による救急搬送状況の年齢区分別、傷病程度別等の内訳は次のとおりです。
・ 救急搬送人員数の年齢区分では、高齢者が最も多く、次いで成人、少年、乳幼児の順となっています。
・ 搬送された医療機関での初診時における傷病程度をみると、軽症(外来診療)が最も多く、次いで中等症(入院診療)
、重症(長期入院)の順となっています。
・発生場所ごとの救急搬送人員数をみると、住居が最も多く、次いで道路、公衆(屋外)、仕事場1の順となっています。
※仕事場1とは、道路工事現場、工場、作業所等
・都道府県別人口10万人当たりの救急搬送人員数は、岡山県が最も多く、次いで岐阜県、京都府の順となっています。
○ 熱中症は正しい知識を身につけ、適切に予防することで、未然に防ぐことが可能です。引き続き厳しい暑さが続く見
込みですので、予防対策として、日陰や涼しいところで休憩をとること、こまめに水分補給を行うこと、屋外では帽子を
かぶることなどに心がけてください。
○ 消防庁では、熱中症予防啓発のコンテンツとして、「予防啓発ビデオ」「予防啓発イラスト」「予防広報メッセージ」「予
防啓発取組事例集」を消防庁HP熱中症情報サイトに掲載しています。
全国の消防機関をはじめ、熱中症予防を啓発する関係機関にも御活用いただけるよう、以下の消防庁HPにコンテ
ンツを掲載していますので、是非御活用ください。
○ 資料の入手方法
資料については、総務省ホームページ(http://www.soumu.go.jp)の「報道資料」欄及び消防庁ホームページ
(http://www.fdma.go.jp/)に、本日(22日(水)14時)を目途に掲載するほか、総務省消防庁救急企画室(総務省3階)
において閲覧に供するとともに配布します