全国の救急業務及び救助業務の実施状況等を取りまとめましたので、「平成30年版 救急・救助の現況」(救急蘇生統計を含む。)として公表します。
平成29年中の救急出動件数(消防防災ヘリコプターを含む。)は、634万5,517件(対前年比13万1,889件増、2.1%増)、搬送人員は573万8,664人(対前年比11万4,630人増、2.0%増)であった。
そのうち、救急自動車による救急出動件数は634万2,147件(対前年比13万2,183件増、2.1%増)、搬送人員は573万6,086人(対前年比11万4,868人増、2.0%増)で救急出動件数、搬送人員ともに過去最多となった。
現場到着所要時間は全国平均で8.6分(対前年比+0.1分)、病院収容所要時間は全国平均39.3分(対前年比横ばい)となった。
平成29年中の救助活動件数は5万6,315件(対前年比833件減、1.5%減)、救助人員は5万7,664人(対前年比291人減、0.5%減)となった。
資料については、消防庁ホームページ(http://www.fdma.go.jp/)に掲載するほか、総務省消防庁救急企画室(総務省3階)において閲覧に供することとします。