総務省は、オープンデータの高度化を更に推進させるため、本日から、政府統計の総合窓口(e-Stat)が提供している統計GIS機能に新機能(jSTAT MAP)を追加しました。
この機能により、市区町村を細分化した小地域ごとに地図と統計データを重ね合わせて表示し、利用者の保有するデータを取り込んで分析できるようになります。
また、この「jSTAT MAP」をタブレット端末で手軽に利用できるアプリ「マップDe統計」の提供なども併せて開始します。
これにより、政府統計のオープンデータを高度化させ、地域振興やビジネスの活性化など様々な分野に貢献できるものと考えております。
○ 総務省統計局は、統計におけるオープンデータの高度化の一環として、統計GISに独立行政法人統計センターと共に
開発した新機能を追加しました。
○ 具体的な機能は、(1)利用者が保有するデータを取り込んで分析する機能、(2)任意に指定したエリアの統計を集計す
る機能、(3)指定したエリア内の統計データをレポート出力する機能です。
○ 利用できる統計調査の結果は、国勢調査の小地域集計や1kmメッシュ、500mメッシュ、250mメッシュ、経済センサス−
基礎調査の小地域集計、事業所・企業統計調査の小地域集計等の6調査(18の集計単位)のデータです。
○ また、これに合わせて、「jSTAT MAP」をタブレット端末でビジネスでの外出先等、手軽に利用できるアプリ「マップDe
統計」の提供も開始しました。
○ これらにより、政府統計全体がこれまで以上に高度に活用できるようになることで、地域振興やビジネスの活性化、新
規事業の開発促進など様々な分野に貢献できるものと考えております。
○ 総務省としては、今後も、政府統計の高度利用を促進し、オープンデータ推進のトップランナーとして、政府の取組を
先導していきます。