1 第3回 地方公共団体における統計利活用表彰
<概要>
客観的な統計データに基づく的確かつ効率的な行政運営を促進する観点から、地方公共団体における統計データの利活用を推進することを目的として、平成28年度から行っています。審査の結果選ばれた、総務大臣賞、統計局長賞、特別賞及び奨励賞は次のとおりです。
<受賞団体及び取組>
【総務大臣賞】
神奈川県横須賀市
「横須賀市のEBPM推進に寄与する経済波及効果分析ツールの開発と全庁的活用」
【統計局長賞】
福岡県福岡市
「福岡市地域包括ケア情報プラットフォーム」
【特別賞】
新潟県新潟市
「公的統計とGISを用いた人口減少を前提とする都市経営」
岐阜県
「小学4・5・6年生のための統計学習副読本」
宮崎県
「ひなたGISによる統計データの可視化とデータ活用の推進」
【奨励賞】
兵庫県加古川市
「行政情報ダッシュボードの構築」
2 統計データ分析コンペティション
<概要>
次代を担う高校生、大学生等の統計リテラシー向上を図ることを目的として、総務省、独立行政法人統計センター及び一般財団法人日本統計協会の共催により、市区町村別統計データの分析に関するコンペティションを今年度から新たに実施しました。審査の結果選ばれた、総務大臣賞、優秀賞、日本統計協会賞及び特別賞は次のとおりです。
<高校生の部:受賞者及び受賞論文>
【総務大臣賞】
大段 利々子(広島大学附属高等学校)
「本当に日本の医療は危機的状況にあるのか?」
【優秀賞】
宮本 雨月、金山 瑠依、門脇 俊樹(和歌山県立田辺工業高等学校)
「SSDSEデータを活用した全国学習状況調査結果との相関分析」
【日本統計協会賞】
白石 大悟、高田 蒼大、武田 裕喜(愛媛県立松山南高等学校)
「交流人口増加による愛媛県の活性化」
【特別賞】
伊藤 寛子(渋谷教育学園幕張高等学校)
「機械学習による15歳未満人口の推定」
<大学生・一般の部:受賞者及び受賞論文>
【総務大臣賞】
平原 幸輝(早稲田大学人間科学部人間環境科学科)
「地方創生における三つの「鍵」」
【優秀賞】
小野島 昂洋(早稲田大学大学院教育学研究科)
「人口規模によって異なる保育所数・保育所在所児数・定員充足率の関係」
【日本統計協会賞】
池田 泰成、柴辻 優樹、鶏内 朋也、石川 貴啓、佐野 岳史
(慶応義塾大学リーディングプログラム)
「地方創生に向けた東京一極集中是正のための定量的都市圏選定指標の提案」
【特別賞】
小野 恵子、宮内 はじめ、白松 俊、河口 信夫、五十嵐 康伸
(国際基督教大学社会科学研究所、Code for Nagoya・OSGeo財団日本支部、
名古屋工業大学大学院工学研究科、名古屋大学大学院工学研究科、
パーソルキャリア株式会社)
「日本の全市町村における人口の自然増減の分布と説明要因」
3 表彰式
受賞団体及び受賞者
※に対しては、平成30年11月19日(月)開催の「全国統計大会」で表彰式を行います。
※統計データ分析コンペティションの特別賞受賞者を除く。
(参考)第68回「全国統計大会」概要
・日時 平成30年11月19日(月)13:30〜16:00
・場所 国立オリンピック記念青少年総合センター
・備考 「地方公共団体における統計利活用表彰」の総務大臣賞及び統計局長賞については、表彰式終了後に行われる「統計・データサイエンス活用セミナー」において、受賞団体によるプレゼンテーションを実施
4 資料の入手等
両受賞に係る詳細については、以下のURLからダウンロードできます。
・第3回 地方公共団体における統計利活用表彰
https://www.stat.go.jp/guide/public/rikatsuyou/pdf/ho181018_ref.pdf
(総務省統計局ホームページ)
・統計データ分析コンペティション
https://www.nstac.go.jp/statcompe/doc/2018award.pdf
(独立行政法人統計センターホームページ)
また、総務省統計局(中央合同庁舎第2号館8階)においても配布しています。