総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧 > 「第8回 地方公共団体における統計データ利活用表彰」の受賞団体及び「統計データ分析コンペティション2023」の受賞者の決定

報道資料

令和5年10月18日

「第8回 地方公共団体における統計データ利活用表彰」の受賞団体及び「統計データ分析コンペティション2023」の受賞者の決定

 総務省では、統計データを利活用した行政施策の立案や行政サービスの改善等の優れた取組を進める地方公共団体に対し、「地方公共団体における統計データ利活用表彰」を行っています。
 また、高校生、大学生等の統計の有用性への理解と統計データの利活用拡大のため、独立行政法人統計センター等と協力して、「統計データ分析コンペティション」を実施しています。
 この度、各取組における総務大臣賞等が決まりましたので、お知らせします。

1 Data StaRt Award 〜第8回地方公共団体における統計データ利活用表彰〜

<概要>
 客観的な統計データに基づく的確かつ効率的な行政運営を促進する観点から、地方公共団体における統計データの利活用を推進することを目的として、平成28 年度から行っています。審査の結果選ばれた、総務大臣賞、統計局長賞及び特別賞は次のとおりです。

<受賞団体及び受賞取組>
【総務大臣賞】
富山県
「主観的・多面的・持続的な「ウェルビーイング(well-being)」を捉える指標の策定と向上施策の展開」
【統計局長賞】
岡山県
「調査用封筒の切り替えに向けた検証」
【特別賞】
大阪府豊中市
「市政データ利活用で企業立地促進施策の効果検証を可視化」
兵庫県神戸市
「EBPM で創る人口戦略」
長崎県
「「つながる長崎」データ連携基盤整備事業」

2 統計データ分析コンペティション2023

<概要>
 高校生、大学生等の統計の有用性への理解と統計データの利活用拡大のため、総務省、独立行政法人統計センター、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構統計数理研究所及び一般財団法人日本統計協会の共催により、平成30 年度から実施しています。審査の結果選ばれた、総務大臣賞、優秀賞、統計数理賞、統計活用奨励賞、審査員奨励賞及び学校表彰は次のとおりです。
<高校生の部:受賞者及び受賞論文>
【総務大臣賞】
杉山 輝恵(愛知県立岡崎高等学校)
「生活の形態と女性の社会進出」
【優秀賞】
鈴木 実由(慶應義塾湘南藤沢高等部)
「大腸がん罹患要因の探究と罹患しにくい生活の提案」
【統計数理賞】
柏原 昊隼、田原 睦己、大西 裕貴(雲雀丘学園高等学校)
「地価に関する最適モデルの構築と手法提案」
【統計活用奨励賞】
衣川 凌太、中島 琉士、穂積 佑季、丸山 晃平、盈 優真(兵庫県立姫路西高等学校)
「独自指標作成による地方創生の方法論と兵庫県活性化の提案」
<大学生・一般の部:受賞者及び受賞論文>
【総務大臣賞】
廣野 准貴、藤井 優菜、山下 航、吉本 正崇(南山大学総合政策学部総合政策学科)
「小中学生の不登校率における環境要因分析」
【優秀賞】
菊地原 守(名古屋大学大学院教育発達科学研究科)
「市町村費負担教員任用の規定要因―ハードルモデルを用いた多変量解析から―」
【統計数理賞】
宮部 美月、戴 士淵(日本電子専門学校AI システム科)
「CO2排出特性と地域特性の関係―2050 年カーボンニュートラルの実現に向けて―」
【統計活用奨励賞】
井手 健太(法政大学大学院経済学研究科/東京都総務局統計部調整課)
山口 真菜(東京都総務局統計部調整課)
「行動制限下における家計消費の変化に伴う経済波及効果の算出」
<審査員奨励賞:受賞者及び受賞論文>
【高校生の部】
大池 一葉(愛知県立一宮高等学校)
「日本人の英語能力の実態とその背景〜諸外国と比較して〜」
清水 幹太郎(早稲田実業学校高等部)
「都道府県ごとの学力の差」
堀 くるみ(愛知県立一宮高等学校)
「熱中症を防ごう!」
三島 光太郎、石井 沙英、岸本 理央、宮本 賢一郎、八木 琳太郎(兵庫県立姫路西高等学校)
「海水温からの降水量予測を目指して」
水野 怜(愛知県立一宮高等学校)
「日本の食料自給率を上げるために」
宮川 航、三笠 心菜、百P 泉里、山本 祐生、安岡 和希(兵庫県立姫路西高等学校)
「兵庫県の宝「いかなご」を守る」
 
【大学生・一般の部】
大河内 菜月(東海大学大学院理学研究科)
「パネルデータを用いた進学と就職時による人口流出の要因分析」
薫田 千雪、橋 希帆(千葉工業大学先進工学部知能メディア工学科)
「変数重要度に着目したクラスタリングによる社会構造と睡眠時間の関係性の解析」
門田 直道(宮崎県教職員 高等学校英語科教諭)
「「英語教育実施状況調査をエビデンス生成に繋げるための探究」〜二項ロジスティック回帰モデルの係数解釈による英語力の地域間比較〜」
出川 朋佳、近藤 七海、玉木 由梨、山本 桃子(東洋英和女学院大学国際社会学部国際社会学科)
「都道府県別のパネルデータを用いた合計特殊出生率の決定要因―地域差と女性の時間選択がどう影響しているか―」
富張 聡祥(東京大学理学部情報科学科)
「市区町村ごとの失業率の要因分析」
平澤 未羽、鈴木 陽翔、木村 美穂、白川 杏南、NGUYEN THI MINH QUY(青森中央学院大学経営法学部経営法学科)
「子ども・子育て支援の充実は合計特殊出生率を高めるか?―47 都道府県パネルデータを用いた実証分析―」
<学校表彰>
愛知県立一宮高等学校
慶應義塾湘南藤沢高等部
雲雀丘学園高等学校
兵庫県立姫路西高等学校
早稲田実業学校高等部

3 資料の入手方法

詳細については、以下のURL からダウンロードできます。
・Data StaRt Award 〜第8回地方公共団体における統計データ利活用表彰〜
https://www.stat.go.jp/guide/public/rikatsuyou/pdf/ho231018_ref.pdf別ウィンドウで開きます(総務省統計局ホームページ)
・統計データ分析コンペティション2023
https://www.stat.go.jp/dss/pdf/2023award.pdf別ウィンドウで開きます(総務省統計局ホームページ)
連絡先
【全体に関する問合せ】
統計局統計情報利用推進課
担当:辻元課長補佐 吉川統計専門官 石田係長 栗山主査
電話:03-5273-1023(直通)
E-mail: y-senryaku_atmark_soumu.go.jp
【「地方公共団体における統計データ利活用表彰」に関する問合せ】
統計局統計データ利活用センター
担当:丸山センター長補佐 林主査
電話:073-425-0205(直通)
E-mail: data-rikatsuyou_atmark_soumu.go.jp
【「統計データ分析コンペティション」に関する問合せ】
独立行政法人統計センター技術研究開発課
担当:仲西統計専門職
電話:03-5273-1368(直通)
E-mail: statcompe_atmark_nstac.go.jp
※スパムメール防止のため、「@」を「_atmark_」と表示しています。
送信の際は「@」に変更してください。

ページトップへ戻る