総務省では、平成26年11月から、総務大臣が主宰する「2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会(座長:岡素之 住友商事(株)相談役)」を開催してきました。
今般、本懇談会において、「2020年に向けた社会全体のICT化アクションプラン(第一版)」が報告書として取りまとめられましたので、その概要を公表いたします。
総務省としては、本アクションプランを踏まえ、社会全体のICT化に向けた施策を実施してまいります。
「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会」(以下「2020年東京大会」という。)は、我が国全体の祭典であるとともに、世界各国から人が訪れるため、ICTのインフラ及びサービスの高度化を図ることにより、最先端のICTを世界に発信する絶好の機会として期待されています。
本懇談会では、2020年東京大会及び大会以降の我が国の持続的成長を目指した「社会全体のICT化」を進めるため、産学官共同して検討を重ねて、今回、報告書として、アクションプラン(第一版)として取りまとめたものです。
なお、今回取りまとめたアクションプランでは、分野ごと「いつまでに、誰が、何をするのか」という工程が明確に示されております。さらに、利用者の視点にたち、分野ごとの施策を横断的に組み合わせることで利用者に利便性を具体的に感じられるサービスの実現に向けた施策が明記されております。
2020年に向けた社会全体のICT化の推進 アクションプラン(第一版)概要(別紙)
今後、アクションプランの具体化に取り組むとともに、更なる施策の検討を行っていきます。