1.背景・趣旨
デジタルサイネージ(電子看板)は、公共空間や交通機関等の様々な場所でディスプレイ等の電子的な表示機器を使って情報発信を行うシステムであり、広告・宣伝等のほか、災害時の情報伝達手段としての役割も期待されているところです。
総務省情報通信審議会「情報通信分野における標準化政策の在り方(平成23年2月10日諮問第18号)中間答申」において、デジタルサイネージは標準化の重点的分野の一つとされており、本年3月に開催された国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU-T)の第16研究委員会において、日本からの提案により標準化作業が開始されることとなり、現在、勧告案の検討が進められています。
このような中、総務省は、世界各国のデジタルサイネージの関係者が一堂に会する会合を日本において開催することは、我が国の取組を世界各国の関係者に広く紹介できる機会となり、同分野の標準化活動の一層の推進につながると期待されることから、本会合を日本に招致しました。
2.開催概要
(1)日時
平成23年12月13日(火)から14日(水)
(2)会場
富士ソフトアキバプラザ 5階 アキバホール
住所:〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3
(3)出席者
国際標準化機関、フォーラム・団体、各国の電気通信主管庁、電気通信事業者、メーカー等から200名程度
(4)ワークショップの主な内容
国際標準化機関、フォーラム・団体等における標準化の取組状況や各国のデジタルサイネージの普及に向けた取組などについて情報交換が実施される予定となっています。
詳細は、以下のITUのホームページをご参照下さい。
(5)展示
同会場において、デジタルサイネージの実機のデモンストレーションを実施して、最新のサービス動向や開発状況を紹介します。