新藤総務大臣は、ブラジル及びスリランカの閣僚等との間で、主に、以下の事項等に関して意見交換し、今後の二国間関係を一層発展させていくことで意見が一致しました。
1 ベルナルド通信大臣との会談
- 地上デジタル放送日伯方式の今後の海外展開に関し、より一層連携していく旨合意。
- 日伯二国間の強い協力関係を地デジからICT分野全体に拡大する旨合意。(地デジ日伯方式採用国間で初の合意)
2 ラージャパクサ大統領等との会談
- 地デジの推進がスリランカにおける経済社会発展に寄与する旨説明するとともに、特に地デジ日本方式がスリランカの国情にあった方式である旨を強く働きかけ。ラージャパクサ大統領・ランブクウェラ大臣等から、日本方式の採用を示唆する前向きな回答を得た。
- 日本の優れた郵便システムをアピールし、今後スリランカ側の要望も汲み取りつつ、郵便分野での協力関係構築に向けて取り組んでいくことに合意。
- ICT分野全体について包括的に協力する方向で事務的に調整を進めていくことで大筋合意。
(参考)
面会者:ベルナルド通信大臣(ブラジル)、 ラージャパクサ大統領、バシル経済開発大臣、
ランブクウェラ・マスメディア情報大臣、プレマジャヤンタ環境大臣(スリランカ)