平成28年4月29日及び30日の2日間、G7香川・高松情報通信大臣会合を開催しました。G7で情報通信大臣会合が開催されたのは約20年ぶりのことです。
本会合においては、IoTやAIなどの新たなICTの普及する社会における経済成長の推進やセキュリティの確保等につき活発な議論が行われました。その成果として、あらゆる人やモノがグローバルにつながる「デジタル連結世界」の実現に向けた基本理念や行動指針をとりまとめた「憲章」、「共同宣言」及び「協調行動集」(共同宣言の附属書)という3つの成果文書を採択し、自由や民主主義等の基本的価値を共有するG7として、世界に対する統一のメッセージを発出しました。
(1)「新たなICTがもたらすイノベーションや経済成長」、(2)「情報の自由な流通とサイバーセキュリティ」、(3)「ICTによる地球規模課題の解決」、(4)「国際連携と国際協力」の4つのセッションで議論を実施。
各セッションのポイントは以下のとおり。
○ 本大臣会合において、昨年12月に開催されたG7学生ICTサミット、また、本大臣会合と並行して開催された産学官の有識者によるG7 ICTマルチステークホルダー会議より、その結果の報告を受けた。
○ 本大臣会合の機を捉え、高市総務大臣は、米国の国務省ノベリ経済成長・エネルギー・環境担当次官、英国のベイジー文化・デジタル経済担当大臣及びEUのアンシップ欧州委員会副委員長とバイ会談を実施。その概要は【別添】のとおり。
本大臣会合に関する情報は、以下のリンク先からもご覧いただけます。
情報通信国際戦略局 国際政策課
担当 :新井課長、高本統括補佐
電話 :03-5253-5386
FAX :03-5253-5924