総務省は、エクアドル通信・情報社会省、在エクアドル日本大使館、日本貿易振興機構（ジェトロ）及び国際協力機構（JICA）とともに平成26（2014）年4月28日（月）及び4月29日（火）に「地デジ（ISDB-T）国際ビジネスセミナー in Ecuador」
及び展示会を開催します。
1．概要
エクアドルでは、2010年3月に地デジ日本方式が採用され、2012年9月に通信・情報社会省（MINTEL）がマスタープランを発表し、段階的に地デジ放送開始を進めており、既に首都キトほか2都市（グアヤキル、クエンカ）等の主要放送局が地デジ試験放送を開始しています。
エクアドルのマスタープランでは、2016年末までに大都市圏（人口200万人以上の都市）でアナログ終了を予定していることから、今後アナログ終了へ向けた国内の地デジ展開が見込まれ、各種デジタル化機材の需要が見込まれる状況にあります。また、それに合わせHD番組やデータ放送など、ソフト制作ノウハウへのニーズもあることから、下記の通り国際ビジネスセミナー及び展示会を開催するものです。
日本からは、総務省から上川総務副大臣を団長として民間企業・団体計50名程度の参加が見込まれており、本セミナーを通じ、エクアドルとのICT分野での協力関係の強化に寄与するとともに日本企業の海外受注機会の増大につながることを期待しています。
なお、今回の取組は、我が国のICTの国際展開の一環として位置づけて取り組んでいるものです。
2．日時及び会場
（1）日時 ： 平成26（2014）年4月28日（月）及び4月29日（火）
（2）会場 ： エクアドル・キト市内 マリオットホテル
3．共催
総務省、エクアドル通信・情報社会省（MINTEL）、在エクアドル日本大使館、
日本貿易振興機構（ジェトロ）、国際協力機構（JICA）
4．出席者
●日本側：総務省、在エクアドル日本大使館、日本貿易振興機構（ジェトロ）、国際協力機構（JICA）、電波産業会（ARIB）、国際協力銀行（JBIC）、情報通信研究機構（NICT）、日本放送協会（NHK）、民間企業
●エクアドル側 ：エクアドル通信・情報社会省（MINTEL）及びほか政府関係機関、
放送事業者、通信事業者、大学等研究機関等
●周辺国 ：アルゼンチン、ブラジルの地デジ所管省庁ほか
5．セミナーの主な内容
● エクアドルにおける地デジ化の現状と課題
● 日本、ブラジル及びアルゼンチンの地上放送のデジタル化への取組の紹介
● 出展企業によるプレゼンテーション ほか
6．セミナー併催 地デジ関連機器・日本文化PR展示会の主な展示内容
●日本企業・団体の地デジ関連製品展示等
・送受信関連機器、電波計測器、放送スタジオ関連機器、耐災害関連技術紹介
・地デジ日本方式の主なメリット（ワンセグ、緊急警報放送、データ放送）
・国際ビジネスマッチング（TTPP）システムデモ
●日本の放送番組コンテンツ紹介
・NHK・民間放送事業者のコンテンツPR映像
・TBJ（TREASURE BOX JAPAN）のPR映像
●日本の文化紹介
・日本の紹介雑誌、一般観光情報パンフレット
・日本酒、郷土玩具、陶芸品の紹介
