総務省は、コスタリカ科学技術通信省、在コスタリカ日本大使館とともに平成26（2014）年9月10日（水）及び11日（木）に「地デジ（ISDB-T）フォーラムin Costa Rica」及び展示会を開催します。我が国が主催する地デジフォーラムの開催は、中米での本格放送開始後、初めての取り組みとなります。
1．概要
中米コスタリカでは、2010年5月に地デジ日本方式が採用され、関係法令の整備などの準備が進み、他の中米諸国に先駆けて本年（2014）5月に国営放送において地デジ放送が開始されたところです。
今後、民間放送にも地デジ本免許が付与され、中米で初めての地デジ日本方式採用国として本格的な地デジ放送が開始される見込みです。
こうしたコスタリカ国内の地デジ本格展開を契機として、各種デジタル化機材の導入及びHD番組やデータ放送などのソフト制作ノウハウの提供にかかる需要が見込まれることから、我が国のICT分野の国際展開の一環として、日本企業の中米地域でのビジネス機会の増大につながるよう、下記の通り地デジフォーラム及び展示会を開催するものです。
日本からは、森 総務省情報通信国際戦略局次長を団長として民間企業・団体の参加が予定されており、ご関心のある企業等においては本フォーラムの場において現地政府・企業関係者との意見交換等が可能となっています。
また、本フォーラムにはコスタリカのみならず、中南米の近隣諸国からも政府高官の参加者が見込まれています。
2．日時及び会場
（1）日時 ： 平成26（2014）年9月10日（水）及び11日（木）
（2）会場 ： コスタリカ・サンホセ市内 ウィンハムホテル
3．共催
総務省、コスタリカ科学技術通信省（MICITT）、在コスタリカ日本大使館
4．出席者
●日本側：総務省、在コスタリカ日本大使館、電波産業会（ARIB）、国際協力機構（JICA）、
日本放送協会（NHK）、民間企業
●コスタリカ側 ：コスタリカ科学技術通信省（MICITT）及び政府関係機関、
放送事業者、通信事業者、大学等研究機関等
●周辺国 ：ブラジル、チリ、コロンビアの地デジ所管省庁ほか
5．フォーラムの主な内容（予定）
● コスタリカにおける地デジ化の取り組み
● 日本、ブラジル及びチリの地上放送のデジタル化への取組の紹介
● 地デジ日本方式の主なメリット（ワンセグ、緊急警報放送、データ放送）の活用事例紹介
● 出展企業によるプレゼンテーション ほか
6．フォーラム併催 地デジ関連機器・日本文化PR展示会の主な展示内容
●日本企業・団体の地デジ関連製品展示等
・送受信関連機器、電波計測器、放送スタジオ関連機器紹介
・地デジ日本方式の主なメリット（ワンセグ、緊急警報放送、データ放送）デモ
●日本の放送番組コンテンツ紹介
・NHK・民間放送事業者のコンテンツPR映像
・TBJ（TREASURE BOX JAPAN）のPR映像
●日本の文化紹介
・日本の紹介雑誌、一般観光情報パンフレット
