6月30日、総務省は、本年3月に両国大臣間で署名された覚書に基づく 協力活動等について意見交換を行うとともに、日本企業のICT海外展開を支援するため、フィリピン情報通信技術省との間で、第1回「総務省-情報通信技術省ICT協力委員会(於:マニラ)」を開催しました。
1 日程
2 場所
3 参加者
日本側:鈴木総務審議官、木情報通信国際戦略局次長、木村国際協力課長、ICT関係企業ほか
フィリピン側:サラリマ情報通信技術大臣、ビロレンテ情報通信技術省次官、イブラヒム同省次官、リオ同省次官、
通信事業者ほか
4 主な結果
〇 総務省と情報通信技術省の両省は、両国のICT政策について共有するとともに、本年3月に両国大臣間で署名された覚書に基づく協力活動として、地上デジタル放送への円滑な移行、ブロードバンド網の整備に関する協力、防災ICTなど多岐にわたる分野で意見交換を行いました。
〇 今回の訪問に同行した日本企業からフィリピン情報通信技術省、通信事業者等に対し、ICTソリューション(ブロードバンド関連技術、防災ICT等)を紹介するとともに、フィリピンでの導入や普及に向けて、総務省からも働きかけを行いました。
(参考)総務省-情報通信技術省ICT協力委員会(MDICC※)
本年3月、高市総務大臣とサラリマ情報通信技術大臣は、「総務省とフィリピン共和国情報通信技術省との間の情報通信技術分野の協力に関する覚書」に署名。同覚書において、協力活動のレビュー等を行うため、「総務省-情報通信技術省ICT協力委員会(MDICC)」の設置について規定。
※MDICC: MIC-DICT ICT Cooperation Committee