平成26年2月12日、東京において、インド通信IT省との間で、包括的な日印ICT協力フレームワークに基づく第1回「日印合同作業部会」を開催しました。日本からは吉崎総務審議官及びICT関係企業、インドからはカウシャル・インド通信IT省電気通信委員会委員(次官級)ほかが出席しました。
本作業部会において、今後の活動計画、日印共同プロジェクトの具体化に向けた検討を行い、日印共同プロジェクトの実施に向けた協議を継続していくことで同意しました。
(1) 日程:平成26年2月12日(水)
場所:総務省内会議室
(2) 参加者:
日 本 側:吉崎総務審議官、関情報通信国際戦略局次長、近藤国際協力課長、我が国ICT関係企業ほか
インド側:カウシャル・インド通信IT省電気通信委員会委員(次官級)、ミッタル同省電気通信局テレコムエンジニアリ
ングセンター長(局長級)、マンハス同省電気通信局国際担当課長、駐日インド大使館シン公使(経済担当)
ほか
(3) 会合結果:
日印共同プロジェクトの具体化に向けて、日本から4分野(ICTインフラ/グリーンICT、サイバーセキュリティ協力、防災ICT、公的アプリケーション)の日印共同プロジェクトの提案を行い、議論した結果、グリーンICT、サイバーセキュリティ協力、防災ICTの各分野を優先して今後一年を目処に共同プロジェクトの実施に向けた検討及びプロジェクトの選定を行うことで同意しました。
(参考)日印合同作業部会開催の背景・目的
昨年10月、総務省と通信IT省との間で今後のICT協力に関する共同声明を発表するとともに、日印合同作業部会の設置が合意されました。また、本年1月に上川総務副大臣が訪印し、シバル通信IT大臣との会談において、日印合同作業部会の枠組み、取り扱うテーマ、スケジュール等日印ICT協力フレームワークについて合意、日印共同プロジェクトの具体化を進めることで一致しました。これらの取組を踏まえて、今回、第1回合同作業部会を開催したものです。