報道資料
平成22年6月16日
「情報流通インデックス」計量結果の公表
総務省情報通信政策研究所は、過去30年間にわたって国内の情報流通量を計量してきた「情報流通センサス」に代わる新たな情報流通量指標である「情報流通インデックス」を昨年度作成し、計量、公表しているところです。
今般、平成20年度分のデータの計量結果を新たに取りまとめましたので、公表します。
1 経緯
総務省情報通信政策研究所は、過去30年間にわたって国内の情報流通量を計量してきた「情報流通センサス」に代わり、現在の情報通信メディアの状況、インターネットによる情報流通の拡大等の動向を的確に把握できるよう、昨年度「情報流通インデックス研究会」を開催し、新たな情報流通量指標である「情報流通インデックス」を作成するとともに、平成13年度から平成19年度分までのデータを計量、公表しているところです。
今般、平成20年度分のデータの計量結果である「我が国の情報流通量の計量と情報通信市場動向の分析に関する調査研究結果」を新たに取りまとめましたので、公表します。
2 報告書のポイント
(1) 平成20年度の流通情報量(注1)は約7ゼタビット(7.12×1021ビット:一日当たりDVD約2.7億枚相当)(注2)。
(注1)電話機、テレビ受像機等の情報受信点で受信された情報量。
(注2)1ゼタビット=100万ペタビット=10億テラビット。
(2) 近年流通情報量の伸びは大きく、平成13年度から平成18年度までの6年間で合わせてDVD約44百万枚の増加であったが、平成19年度には前年度より約37百万枚、平成20年度には前年度より約45百万枚相当の増加。
(3) 流通情報量の約98.7%は、放送メディアが占めている。
3 公表資料
我が国の情報流通量の計量と情報通信市場動向の分析に関する調査研究結果(平成20年度) ―情報流通インデックスの計量― (
別紙)
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