報道資料
平成21年7月3日
端末機器の技術基準適合認定等に関する試験方法の一部を改正する告示案等に関する意見募集の結果
総務省は、平成19年1月29日(月)から同年2月28日(水)までの間、第三世代移動通信システムの技術的条件において、TD−CDMA(Time Division Code Division Multiple Access)方式における拡散符号の速度(チップレート)を追加するため、技術基準適合認定等に必要な試験方法及び電気的条件等の技術基準を整備する告示の改正案について、国民の皆様から広く意見を募集したところ、1件の御意見をいただきました。
総務省では、意見募集の結果等を踏まえ、速やかに告示を公布・施行する予定です。
1 改正の背景
「1.5GHz帯の周波数有効利用のための技術的条件」について、平成18年12月21日に情報通信審議会から一部答申を受け、無線設備規則(昭和25年電波監理委員会規則第18号)の改正が行われたことに伴い、同方式に係る端末設備の技術基準等の規定の整備を行う必要が生じたものです。
2 改正の概要
各告示案の改正の概要は以下のとおりです。
(1) 端末機器の技術基準適合認定等に関する試験方法を定める件(平成16年総務省告示第99号)
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「端末機器の技術基準適合認定等に関する試験方法を定める件」の第六及び別表第五号中、従来、TD−CDMA方式において毎秒3.84メガチップとされている拡散符号の速度に毎秒7.68メガチップを追加し、従来の毎秒3.84メガチップと同様の試験方法等を適用する。
(2) 専用通信回線設備等端末の電気的条件及び光学的条件を定める件(平成11年郵政省告示第162号)
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「専用通信回線設備等端末の電気的条件及び光学的条件を定める件」の別表第五号中、従来、TD−CDMA方式において毎秒3.84メガチップとされている拡散符号の速度に毎秒7.68メガチップを追加し、従来の毎秒3.84メガチップと同様の条件を適用する。
3 意見募集の結果
提出された意見の概要及び意見に対する総務省の考え方は
別添のとおりです。
4 今後の予定
意見募集の結果等を踏まえ、速やかに各改正告示を公布・施行する予定です。
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