報道資料
平成21年4月1日
「プライスキャップの運用に関する研究会」最終報告書の公表
総務省は、平成21年1月から「プライスキャップの運用に関する研究会」(座長:辻 正次 兵庫県立大学大学院教授)を開催し、上限価格(プライスキャップ)を示す基準料金指数の設定に当たって必要となる生産性向上見込率(X値)を算定する際に留意すべき事項の検討、整理を行ってきました。
今般、「プライスキャップの運用に関する研究会」最終報告書が取りまとめられましたので、公表します。
1 経緯
東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社(以下「NTT東西」といいます。)の提供する加入電話等に係る料金について、平成12年10月1日以降上限価格(プライスキャップ)方式が導入されていますが、上限価格を示す基準料金指数の設定に当たって必要となる生産性向上見込率(X値)については、3年ごとに見直しが行われることとなっています。
総務省では、次期(平成21年10月1日から3年間)に適用されるX値を算定する際に留意すべき事項を検討、整理することを目的として、平成21年1月から、「プライスキャップの運用に関する研究会」を開催しました(構成員及び開催状況は
別紙のとおり)。
計5回の会合において検討をした結果、今般、本研究会の最終報告書が取りまとめられました。
2 報告書
別 紙
「プライスキャップの運用に関する研究会」構成員
(敬称略・五十音順)
【構成員】
- 伊藤 成康(いとうなりやす) (武蔵大学経済学部教授)
- 関口 博正(せきぐちひろまさ) (神奈川大学経営学部准教授)
- 座長
- 辻 正次(つじまさつぐ) (兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科教授)
- 鳥居 昭夫(とりいあきお) (横浜国立大学経営学部教授)
- 座長代理
- 山内 弘(やまうちひろたか) (一橋大学大学院商学研究科教授)
【オブザーバー】
- 東日本電信電話株式会社
- 西日本電信電話株式会社
「プライスキャップの運用に関する研究会」 開催状況
日程 |
検討内容 |
第1回
平成21年1月27日 |
○ 電気通信サービスの料金政策の現状等並びにプライスキャップの運用及び運用に係る検討項目(案)について
○ 特定電気通信役務の収支予測について (1) |
第2回
同年2月10日 |
○ 特定電気通信役務の収支予測について (2)
○ NTT東西の経営効率分析について (1) |
第3回
同年2月24日 |
○ 特定電気通信役務の収支予測について (3)
○ NTT東西の経営効率分析について (2) |
第4回
同年3月10日 |
○ NTT東西の経営効率分析について (3)
○ 報告書骨子(案)について |
第5回
同年3月26日 |
○ NTT東西の経営効率分析について (4)
○ 報告書(案)について |
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