主なポイント
1 固定通信
- 加入電話(NTT東西加入電話、直収電話、0ABJ-IP電話及びCATV電話)については、NTT東西加入電話の契約数が3,977万(前期比2.2%減)と初めて4,000万を切りました。シェアについては、NTT東西のシェアが83.7%(前期比0.5ポイント減)と減少が続いています。
- 0ABJ-IP電話の利用番号数のシェアについては、NTT東西が69.6%(前期比0.5ポイント減)と減少しているのに対し、KDDIが13.9%(前期比0.5ポイント増)と増加しています。050-IP電話の利用番号数のシェアについては、ソフトバンクBBが44.0%(前期比0.4ポイント減)と減少しているのに対し、NTTコミュニケーションズが34.3%(前期比0.6ポイント増)と増加しています。
2 移動体通信
携帯電話・PHSの契約数のシェアについては、NTTドコモが48.4%(前期比0.1ポイント減)、KDDIが27.4%(前期比±0)、ソフトバンクモバイルが18.7%(前期比0.2ポイント増)となり、携帯電話の3社のシェアはおおむね横ばいとなっています。
3 インターネット接続
- ブロードバンドサービス※3の契約数は3,132万(前期比1.3%増)となりました。
- DSLのシェアについては、おおむね横ばいとなっています(ソフトバンクBB38.5%(前期比0.1ポイント増)、NTT東西35.2%(前期比0.2ポイント減)、イー・アクセス23.3%(前期比0.2ポイント増))。
- FTTHのシェアについては、NTT東西が74.3%(前期比0.1ポイント増)、電力系事業者が9.4%(前期比±0)と横ばいとなっており、KDDIは7.6%(前期比0.3ポイント増)と増加が続いています。
※1 総務省は、平成15(2003)年度から電気通信事業分野の競争評価を実施しており、その一環として事業者からの情報収集に基づき競争状況に関する四半期データを公表することとしています。
※2 これまで四半期ごとに公表していた『ブロードバンドサービスの契約数等』については、今回から『電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成21年度第2四半期(9月末))』に統合して公表することとしました。
※3 ブロードバンドサービス:FTTHアクセスサービス、DSLアクセスサービス、CATVアクセスサービス、FWAアクセスサービス及びBWAアクセスサービスをいいます。