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【関東総通】e−コムフォKANTO

令和元年9月2日
関東総合通信局

栃木県宇都宮市にて「IoT導入支援セミナー」を開催

 総務省では、IoTの導入・利活用に関心のあるユーザ企業等を対象に、IoT導入支援セミナーを全国で開催しています。
 関東総合通信局(局長:古市 裕久)と栃木県宇都宮市(市長:佐藤 栄一)は、栃木県、栃木県IoT推進ラボ、うつのみや次世代産業イノベーション推進会議との共催により、令和元年8月23日(金曜日)に宇都宮市において「IoT導入支援セミナーin宇都宮〜基礎から学ぶ「IoT体験セミナー」〜」を開催しました。

 ※本セミナーは、総務省の「IoT機器等の電波利用システムの適正利用のための人材育成事業」として開催しています。

 本セミナーは、栃木県宇都宮市の「ホテルニューイタヤ」を会場に、市内の製造業、サービス業(情報通信を含む)、金融機関の方など36名が受講され、IoTの基礎知識、IoTの関連法制度・技術について学んだほか、IoTを導入する際に重要となる自社の業務分析や課題解決に向けたIoTの活用策などについてグループディスカッションを行いました。

 セミナーでは、足利市を中心に主にガス配管工事施工等を実施されている藤管工株式会社代表取締役の藤生 浩貴(ふじゅう ひろき)氏から「藤管工株式会社 IoT導入事例の御紹介」と題して、実際に材料在庫管理や作業工程等にIoTを導入され人員の適正配置や業務効率化等で効果をあげられている実例について説明がありました。続いて、上三川町で生産工程管理システム等の設計施工等を実施されており、藤管工株式会社様のシステム設計等を行った株式会社アイティープラス代表取締役の我妻 哲夫(あづま てつお)氏から「株式会社野沢製作所IoT導入事例の御紹介」と題して金属製品加工業でのシステム導入事例について説明がありました。IoT導入後の具体的な業務変化や今後の更なる展開についての説明に、受講生は熱心に聞き入っていました。

 その後、セミナー講師からIoTの関連法制度・技術について学んだ後、ワークシートをもとに自社における課題やIoTを活用した課題解決策の案を発表するなど、グループディスカッションを通じて活発な意見交換が行われました。
 参加された方からは、「IoTに関心はあるもののイメージが湧かなかったので、導入の参考となった。」「今後IoT化を検討していきたい。」といった声も聞かれました。

 本セミナーが参加された皆様の企業等におけるIoT導入・利活用のきっかけとなれば幸いです。

《主催者挨拶》
関東総合通信局 古市局長

関東総合通信局局長 古市 裕久

 
挨拶する宇都宮市大竹部長

宇都宮市 経済部部長 大竹 信久

《事例紹介》
事例紹介する藤管工株式会社・藤生様(左)

藤管工株式会社代表取締役 藤生 浩貴氏(左)

 
事例紹介するアイティープラス・我妻様

株式会社アイティープラス代表取締役 我妻 哲夫氏

《会場内の様子》
IoT機器について質問する参加者

IoT機器について質問する参加者

 
グループディスカッションの様子

グループディスカッションの様子

 関東総合通信局では、「Society5.0時代の地方」の実現に向け、IoT・AIの実装推進や地域経済・社会に身近な分野でのIoTの利活用の推進等を通じて、引き続き、地域の皆様のお役に立つよう努めてまいります。

連絡先
総務省 関東総合通信局
情報通信部 情報通信連携推進課
(担当)望月、箭内
(電話)03-6238-1680

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