【関東総通】e−コムフォKANTO
平成30年10月3日
関東総合通信局
「IoT導入支援セミナー」 を開催
総務省では、IoTの導入・利活用を行うユーザ企業等を対象に、IoT導入支援セミナー※を全国で開催しています。
関東総合通信局(局長:黒瀬 泰平)管内では、平成30年9月6日(木曜日)に埼玉県川越市で、9月20日(木曜日)に神奈川県横浜市で、それぞれセミナーを開催しました。
今後も、山梨県など2か所で「IoT導入支援セミナー」を開催する予定です。
※本セミナーは、総務省の「IoT機器等の電波利用システムの適正利用のための人材育成事業」として開催しています。
《川越セミナー》
川越市のセミナーは「ウェスタ川越」を会場に、埼玉県内の製造業の方や地元自治体の職員の方を中心に57名が受講され、IoTの基礎知識、IoTの関連法制度・技術について学んだほか、IoTを導入する際に重要な自社の業務分析等についてグループディスカッションを行いました。
冒頭、関東総合通信局黒瀬局長及び公益財団法人埼玉県産業振興公社新産業振興部長の島田守氏からの主催者挨拶が行われました。
セミナーでは、公益財団法人埼玉県産業振興公社 IoTコーディネーターの山脇隆司氏から、具体的な活用事例を交えながらIoTの基礎知識について説明がありました。
また、「埼玉県鶴ヶ島ジャンクション周辺地域基本計画」の取組の一つである「LPWA通信網の整備及び利用促進」を埼玉県から委託されている京セラコミュニケーションシステム株式会社の大木浩氏から、「埼玉県におけるLPWA利活用構想」について説明がありました。
グループディスカッションでは、各グループに、公益社団法人埼玉県情報サービス産業協会会員の方がチューターとして入り、アドバイスをするなど活発な議論が行われました。
参加された方からは「今後、IoTの導入や追加を検討したい。」といった声も多く聞かれました。
《横浜セミナー》
横浜市のセミナーは「神奈川中小企業センタービル」を会場に、横浜市内の製造業の方など49名が受講されました。
冒頭、関東総合通信局黒瀬局長と横浜市経済局中小企業振興部長の平沼英子氏からの主催者挨拶が行われました。
セミナーでは、横浜市の助成金を活用して、実際にIoTを導入し業務の見える化・デジタル化により効果を上げている先行導入事例として、株式会社太洋 取締役事業部長 田原浩一氏から「段ボール製品製造におけるIoT・デジタル化対応」と題して、IoT導入前の状況や改善効果について、自社の体験をもとに具体的な説明がありました。
グループディスカッションでは、各グループに、公益財団法人横浜企業経営支援財団の方がチューターとして入り、活発な議論が行われるとともに、最後に代表して2名の方から討議発表があり、盛会のうちに終了しました。
セミナー終了後には、神奈川県中小企業団体中央会の案内により情報交流会も行われ、参加された方の企業紹介や、IoT導入に向けた情報交換などが行われました。
関東総合通信局では、地域の皆様のお役に立つよう、引き続きIoT利活用の推進に努めてまいります。
11月15日(木曜日)には、山梨県甲府市(山梨テクノICTメッセ2018 セミナー会場)において「IoT導入支援セミナーin山梨《基礎から学ぶIoT体験型セミナー》」を開催する予定です。関心のある皆様のご参加をお待ちしています。
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