関東総合通信局は、平成30年11月12日(月曜日)と13日(火曜日)の両日、APT研修「ワイヤレスブロードバンドインフラのための電波監理及び電波監視コース」の研修生(12カ国13名)に、日本の電波監視施設についての説明を行いました。
三浦電波監視センター(三浦市)では、短波帯の電波監視システム(DEURAS-H)、静止衛星及び非静止衛星の宇宙電波監視システムの概要の説明を受け、短波帯の監視装置の操作を実際に体験しました。
宇宙電波監視システムについて説明
短波帯監視装置について説明
九段庁舎(千代田区)では、VHF/UHF帯電波監視システム(DEURAS)、電波発射源可視化装置及び不法無線局探索車両の概要の説明を受け、デモンストレーションを見学しました。
電波監視システム(DEURAS)について説明
電波発射源可視化装置について説明
研修生は、メモを取りながら、職員の説明に熱心に耳を傾けていました。また、システム性能や運用の実態等について、多くの質問が投げかけられ、日本の電波監視技術への関心の高さがうかがわれました。
APT研修は、例年、APTが一般財団法人テレコムエンジニアリングセンター(TELEC)に研修業務を委託しており、今年度は11月6日から11月14日まで実施されました。関東総合通信局では、平成17年度から研修生を受け入れています。
研修生と三浦センターの職員
12カ国 13名
ブルネイ、中国、イラン、ラオス、マレーシア、モルディブ、ミャンマー、ネパール、フィリピン、サモア、タイ王国、ツバル