報道資料
平成26年5月13日
関東総合通信局
不法無線局の開設者を告発
≪警視庁四谷警察署と共同で不法無線局の取締りを実施≫
総務省関東総合通信局(局長 岡崎 俊一(おかざき しゅんいち))は、平成26年5月12日、東京都新宿区の路上において、四谷警察署と共同でダンプカーに開設した不法無線局の取締りを実施し下記の1名を電波法第4条の違反容疑で同警察署に告発しました。
本対象は不法に無線局を開局し、大学が科学技術研究等のために本年2月にJAXA(独立行政法人宇宙航空研究開発機構)種子島からH−IIAロケット(エイチツーエー ロケット)で打ち上げた小型衛星との通信に障害を与えていたため告発したものです。
このように不法に開設された無線局は、テレビ・ラジオの受信や各種電子機器の機能に障害を与えたり、携帯電話や消防・救急無線等の市民生活に必要不可欠な無線通信に妨害を与えるなど、健全な電波利用環境を乱す原因となっています。
当局は不法無線局に対して、今後も継続的に取締りを行っていきます。
記
被疑者 |
容疑の概要 |
神奈川県川崎市在住の男性(25歳) |
不法無線局の開設(アマチュア無線機使用) |
不法無線局開設者への適用条項
- 電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)」
- 電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。第1号 法第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)
(第2号以下略)」
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