コミュニティ放送は、市町村単位の情報メディアとしての役割を期待して平成4年度に制度化されましたが、「東京23区及びその周辺」では周波数が急激にひっ迫し、平成9年10月以降、当該地域において周波数の選定が困難な状況となっておりました。
今般、総務省では、平成25年7月に公表された「放送ネットワークの強靱化に関する検討会中間取りまとめ」における提言等を踏まえ、「V-Low(ブイロウ)マルチメディア放送及び放送ネットワークの強靭化に係る周波数の割当て・制度整備に関する基本的方針」を平成25年9月27日(金曜日)に公表しました。
この基本的方針により、85MHz(メガヘルツ)超え90MHz(メガヘルツ)以下 (アナログテレビ放送とのガードバンドとされていた周波数に限る。)及び90MHz(メガヘルツ)超え95MHz(メガヘルツ)以下の周波数を新たにコミュニティ放送等に割り当てることとなり(「V-Low帯域等に関する周波数割当ての基本的方針」参照(PDF:331KB))、「東京23区及びその周辺」における周波数の選定が困難な状況が解消されることとなりました。