報道資料
平成29年8月10日
関東総合通信局
株式会社山梨放送のFM補完中継局に予備免許
≪山梨県域AM放送局のFM補完中継局≫
総務省は、株式会社山梨放送〔代表取締役社長:野口英一(のぐち えいいち)〕から免許申請のあったFM補完中継局(YBS甲府FM)に対して、8月15日付けで予備免許を付与します。
本中継局は、AMラジオ放送における都市型難聴、地形的難聴の解消を目的として開設するものであり、山梨県域AM放送局で初の予備免許となります。
なお、下記日程で予備免許通知書を交付します。
1 日時
2 場所
【FM補完中継局】
FM補完中継局とは、中波(AM)放送局の放送区域において災害対策等のために超短波(FM)放送用の周波数を用いて中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。
総務省では、「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」の提言(平成25年7月公表)を踏まえ、ラジオにより平時の生活情報や災害発生時の被災情報、避難情報といった国民に必要な情報が適切に提供されるようFM補完中継局に関する制度整備を行ってきました。
FM補完中継局は、主に地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV-Low帯域の一部(90〜95MHz)の周波数を使用することとし、災害対策又は難聴対策(都市型難聴対策、外国波混信対策
(注)又は地理的・地形的難聴対策)を目的とするものの開設が認められています。
注:外国波混信対策を目的とするFM補完中継局については、従来から開設が可能。
中継局の概要
申請者 |
株式会社山梨放送 |
送信所設置場所 |
山梨県笛吹市 |
指定事項 |
周波数 90.9MHz
空中線電力 1kW 最大実効輻射電力 3.1kW
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運用開始予定日 |
平成29年12月 |
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