報道資料
平成27年1月23日
近畿総合通信局
地方創生に資する「地域情報化大賞」表彰事例の発表
−近畿管内の事例が大賞/総務大臣賞に決定−
総務省は、地方創生に資する「地域情報化大賞」表彰事例の募集を平成26年10月31日から11月28日まで行い、全体で94件の応募がありました。
これらについて審査を実施した結果、国立病院機構 京都医療センター 医療情報部長/情報化推進研究室長である北岡有喜氏(京都大学医学博士)が開発した『「ポケットカルテ」及び地域共通診察券「すこやか安心カード」』が、大賞/総務大臣賞に決定しましたのでお知らせします。
1 地域情報化大賞の概要
我が国が抱える様々な課題(人口減少、少子高齢化、医師不足、災害対応、地域経済の衰退等)を解決するため、それぞれの地域において様々な取組がなされています。
この度、総務省では、これらの地域課題の解決に資するICT(情報通信技術)の利活用を普及促進していくことを目的として、地方創生に資する先進的な地域情報化事例を広く募集し、表彰を行うこととしました。
2 応募状況
応募総数 94件(全国)
(1)地域活性化部門(公共部門) 60件
(2)地域サービス創生部門(民間部門) 34件
3 表彰事例
地方創生に資する「地域情報化大賞」として、近畿総合通信局管内における事例からは、以下の2件が表彰事例として決定しました。
■大賞/総務大臣賞
「ポケットカルテ」及び地域共通診察券「すこやか安心カード」
(NPO法人 日本サスティナブル・コミュニティ・センター(京都府京都市))
■奨励賞
e-MATCHによる奈良県の救急医療体制改善への支援
(バーズ・ビュー株式会社(東京都文京区))
4 表彰式
表彰式は、平成27年3月6日(金)に東京都内で開催する予定です。
《 参 考 1 》
大賞/総務大臣賞となった「ポケットカルテ」及び地域共通診察券「すこやか安心カード」は、利用者の健康情報を電子化(電子カルテ)して一元に管理し、簡単に閲覧可能とすることで更なる医療サービスの向上と個人の健康管理への貢献を目的とした、特定健診・保健指導データにも対応可能な個人向け健康情報管理サービスです。
参照:NPO法人SCCJ どこカル.ネット公式サイト
https://pocketkarte.net/
《 参 考 2 》
奨励賞となった「e-MATCHによる奈良県の救急医療体制改善への支援」は、医療機関の救急患者受け入れ体制をリアルタイムに把握するシステムにより、救急車による搬送先選定をスムーズにし、「たらい回し」のない救急医療を支える仕組みの支援です。
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