報道資料
平成28年6月14日
信越総合通信局
新潟県魚沼市に無線システム普及支援事業補助金を交付決定
〜デジタル無線(市町村防災行政無線)の整備を支援〜
総務省は、新潟県魚沼市が行う市町村防災行政無線(移動系)の整備を支援するため、6月9日に平成28年度「無線システム普及支援事業費等補助金(周波数有効利用促進事業)」の交付を決定しました。
概要
この補助金は、電波の一層の有効利用を目的に、東日本大震災等を踏まえ、市町村が行う災害の被災状況の把握や救急・救命活動に重要な役割を担う防災行政無線及び消防・救急無線のデジタル化を促進するため平成25年度に新設されたものです。
魚沼市では、現行のアナログ方式による防災行政無線(400MHz帯)をデジタル方式の無線設備(260MHz帯)に更新することとし、6局の中継局を介して広範囲な無線通信エリアが確保されます。
また、デジタル方式による無線通信は、アナログ方式に比べて秘匿性が高くなることから、個人情報や災害時等での情報伝達に対する情報セキュリティが強化されるほか、音声通信だけでなくデータ伝送など情報量を多く含む無線通信が行えるため、活動車両の位置情報や活動状況等を的確な伝達など、災害対策の一層の高度化が期待されます。
交付決定の概要
団体名(事業主体) |
事業費(千円) |
補助金額(千円) |
補助率 |
魚沼市 |
198,944 |
99,472 |
1/2 |
(参考)
無線システム普及支援事業(周波数有効利用促進事業)の概要
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