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報道資料

平成31年4月26日
信越総合通信局

災害時における情報伝達手段の確保を支援
〜全国で初めて地方公共団体と協力した
地上テレビジョン放送用可搬型送信設備の試験運用を実施〜

 信越総合通信局(局長 川村 一郎)と諏訪広域連合(広域連合長 金子 ゆかり 諏訪市長)は、エルシーブイ株式会社(代表取締役社長 吉澤 君弘)の協力を得て、災害が発生した際に被災者に対してFMラジオを通じて救援や生活情報を放送する臨時災害放送局及び地上テレビジョン放送局の被災により放送が継続できない場合の代替として活用する地上テレビジョン放送用可搬型送信設備の試験運用を実施します。
 この試験運用では、災害発生時を想定し機器の貸出手順の確認、機器の設置訓練及び実際の電波の発射により周辺での受信確認調査を行います。当日は、ポータブルラジオ、カーラジオ、カーナビ等で受信体験をしていただくことが可能です。
 なお、地方公共団体と協力して地上テレビジョン放送用可搬型送信設備の試験運用を実施する取組は、全国初となります。
【実施日時及び場所】
 日時 平成31年5月8日(水)
     13時00分〜(機器の設置訓練)
     14時00分〜(電波発射)
     14時30分〜(受信確認調査)
 場所 長野県諏訪市役所(長野県諏訪市高島一丁目22番30号)

【受信確認調査の概要】
1 臨時災害放送局(送信周波数87.3MHz)
 諏訪市役所屋上へ送信用のアンテナを設置した上で、実際に電波を発射します。災害時の避難場所を想定し、諏訪市及び周辺地方公共団体の公共施設等(小中学校、公民館等)において、ポータブルラジオ及びカーラジオを用いて受信確認を行います。(別紙1PDF

2 地上テレビジョン放送用可搬型送信設備(送信チャンネル20ch)
 諏訪市役所屋上へ送信用のアンテナを設置した上で、実際に電波を発射します。受信エリアが限定されるため、市役所周辺において、ポータブルテレビ及びカーナビのテレビ受信機能を用いて受信確認を行います。(別紙2PDF

連絡先
情報通信部放送課
電話 026−234−9938

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