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報道資料

平成25年3月27日

ホワイトスペースを活用した高齢者福祉用無線システム

− 調査検討会が検討結果をとりまとめ −
 東北総合通信局(局長:富永 昌彦)は、平成23年6月から「ホワイトスペース等を活用した高齢者福祉用データ伝送無線設備の技術的条件に関する調査検討会」(座長:工藤 栄亮東北工業大学教授)を開催してきましたが、3月18日に最終会合を終え、調査検討結果をとりまとめましした。

 本調査検討会は、在宅する高齢者が災害時も含め日常的に安心・安全に過ごすことができる環境を実現するため、高齢者福祉に望ましい無線システムについて平成23年度に検討を開始し、仙台市内においてホワイトスペースとして利用可能な周波数、並びに同システムの技術的条件及び周波数共用条件について中間的な報告を行いました。

 平成24年度は、高齢者福祉用無線システムを試作して、試験により同システムの性能及び要求条件に対する技術的適合性を確認しました。また、エリア放送等との共用条件、同システム上で動作する高齢者福祉用アプリケーションの有効性を検証し、同システムの技術的実現可能性について検討結果をとりまとめました。報告書は、4月にホームページで公表します。

東北総合通信局主催の調査研究会・検討会報告
 https://www.soumu.go.jp/soutsu/tohoku/houkoku/index.html

≪参考≫

  • ホワイトスペースとは、放送用などの目的に割り当てられているが、地理的条件や技術的条件によって、他の目的にも利用可能な周波数です。

【別紙】 調査検討会報告書の概要PDF


連絡先
 東北総合通信局
 無線通信部企画調整課
 TEL 022-221-0657

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