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報道資料

平成26年12月5日
東北総合通信局

株式会社秋田放送の災害対策用FM補完中継局に予備免許

− 東北初のFM補完中継局に対する予備免許 −
  東北総合通信局(局長:竹内 芳明)は、株式会社秋田放送(代表取締役社長:立田 聡)から免許申請のあったFM補完中継局1局(ABS秋田FM)に対し、本日付けで予備免許を付与しました。
  本中継局は、秋田市にある同社のAMラジオ放送の送信所(親局)が、災害発生時に被害を受け放送の継続が困難となる事態への対策を目的として開設するもので、東北初のFM補完中継局となります。

 FM補完中継局とは、中波(AM)放送局の放送区域において災害対策等のために超短波(FM)放送用の周波数を用いて中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。

 総務省では、「放送ネットワークの強靭化に関する検討会」の提言(平成25年7月公表)を踏まえ、ラジオにより平時の生活情報や災害発生時の被災情報、避難情報といった国民に必要な情報が適切に提供されるよう補完中継局に関する制度整備を行ってきました。

 FM補完中継局は、主に地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV−Low帯域の一部(90から95MHz(メガヘルツ))の周波数を使用することとし、災害対策又は難聴対策(都市型難聴対策、外国波混信対策(注)又は地理的・地形的難聴対策)を目的とするものの開設が認められています。

  注:外国波混信対策を目的とするFM補完中継局については、従来から開設が可能。


連絡先
  東北総合通信局
  放送部放送課
  TEL 022-221-0696

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