作業日誌

作業名 基幹業務 税関連業務 法人住民税 現状分析(業務分析)作業(第1回)
日時 平成17年10月24日(月)
15:00〜17:00
場所 市民会館地下第1会議室
参加者 職員:
市民税課 坂内主任、佐藤主事
企業:【基幹】
三菱電機 古宮
日立製作所 榎本
使った資料
概要

【作業の目標】

  • 法人住民税に関する業務範囲・業務目標の設定と、現行業務がどのように行われているのか共通の記述様式を使って整理します。

【当日の流れ】

15:00〜15:20 業務分析の目的と本日の作業の確認(20分)
15:20〜15:25 業務説明表の記入(「業務の目的・概要」欄のみ)(5分)
15:25〜16:50 機能分析表(DMM:以下「DMM」という)の作成(85分)
16:50〜17:00 機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という)の作成(10分)

【作業内容】

  • 今回の業務分析に参加した職員は9/28の説明会へ出席していなかったため、業務分析の目的と本日の作業について時間を充てて説明しました。
  • 業務説明表の作成においては、職員が普段の業務の中で目的を再確認する機会も少ないことから、どのように記述すべきか困惑している様子でしたが、「誰のために」「何のために」「どんな成果を得ようとしているのか」という議論を行うことで、具体的な意見が挙がり、目的を記載することができました。
  • DMM作成においては、DMM用紙に貼り付ける付箋に業務名を記述してもらうことで、職員による積極的な分析作業が行われました。
  • DMMの階層1の作成にあたっては、職員に年間計画を想定してもらい、業務を抽出しました。DMM用紙に付箋を貼りつけていく過程で、纏められる業務は纏めていき、計8業務に分割しました。
  • DMMの階層2の作成においては、年間計画を想定した業務の流れに沿って分割していくことで、職員からも活発な意見が出るようになりました。
  • DFDの作成においては、DMMを分析した中で、最も対象範囲の広い「課税」業務の作成に取りかかりました。DMM作成時に一連の流れを確認していたため、短時間で情報の流れを確認することができました。

【出てきた意見】

  • 今回の業務分析に参加した職員は、9/28の説明会に参加していなかったため、DMM、DFDの作成例を見せて欲しいという意見がありました。9/28の説明会で使用した資料により参考例を見せて、業務分割の単位等を理解してもらいました。
成果物
  1. 業務説明表(1枚)・・・「業務の目的・概要」欄のみ記載しました。
  2. DMM(1枚)・・・階層1、2まで作成しました。
  3. DFD(1枚)・・・階層1「課税」のみ作成しました。その他のDFDについて、本作業時間帯での確認は未実施ですが、DFD作成に必要となる外部機関、および業務の流れについてはDMM作成時に抽出しています。
ポイント
  • 業務説明表の目的の記入にあたっては、「誰のために」「何のために」「どんな成果を得ようとしているのか」と職員に問いかけることで、具体的な意見が得られます。
  • DMM作成においては、業務の年間計画を想定してもらうことで、階層1の業務抽出が円滑に行えます。また、階層2の作成にあたっては、業務の流れに沿って業務単位を抽出することで、職員からの意見を引き出すことができます。
  • DMM作成時に、職員が発言する業務の流れや外部機関などを書き留めておくことで、短時間でDFDの情報を収集することができます。



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