■作業名 |
基幹業務 税関連業務 税制(企画・制定) 現状分析(業務分析)作業(第1回) |
■日時 |
平成17年11月15日(火)
9:00〜11:00 |
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■場所 |
第二庁舎 地下第2会議室 |
■参加者 |
職員:
税制課 早坂課長補佐、矢作主査、末松主事 |
企業:【基幹】
三菱電機 古宮、栗林、久元 |
■使った資料 |
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■概要 |
【作業の目標】
- 税制企画・制定に関する業務範囲・業務目標の設定と、現行業務がどのように行われているのか共通の記述様式を使って整理します。
【当日の流れ】
9:00〜9:05 業務分析の目的と本日の作業の確認(5分)
9:05〜9:20 業務説明表の記入(「業務の目的・概要」欄のみ)(15分)
9:20〜11:00 機能分析表(DMM:以下「DMM」という)、および、機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という)の作成(100分)
【作業内容】
- 今回の業務分析にあたり、庶務係(市税収納)、および、証明係(税証明発行)においては、それぞれ別枠での分析を実施しているため、税制係(企画・制定)の業務範囲を対象に分析を行いました。
- 税制企画・制定に関する業務については、地方税法改正に伴う市税条例改正に対応した資料作成や広報対応、および、各種協議会対応や住民からの申立て対応など、多岐に渡っていることが判明しました。
- 業務説明表の記入にあたっては、現状業務の中で、とくに職員の作業負荷が高い市税条例改正対応について、課題点などの意見交換を行い、目的を記載しました。
- DMMの作成にあたっては、税制係に関する業務内容の資料を職員が持参しており、対象業務の全体を見通しながら、階層1の業務単位を5つに分割することができました。
- DMMの階層2の分割においては、職員が事務処理フロー図を持参しており、税制係に関わる業務単位を抽出しました。
- DFDにおいては、DMM作成時に外部機関との関わりと帳票等の流れを確認しており、DFD作成に必要となる情報を収集することができました。
【出てきた意見】
- 業務分析を行っている過程で、現状業務における、以下のような意見がありました。
- 税制係の企画・制定業務の役割としては、本来ならば、新税の設立に関する企画や調査研究等に作業主体をおくべき、と考えられるが、現状は、毎年改正される地方税法に対応した、市税条例の改正作業等に追われている。
- 住民からの不服申立て対応においては、申立ての内容によって、庶務係が対応する場合と、税制係が対応する場合とあり、これらの業務分担が明確になっていないのが現状である。
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■成果物 |
- 業務説明表(1枚)・・・「業務の目的・概要」欄のみ記載しました。
- DMM(1枚)・・・階層1、2まで作成しました。
※DFDについては、本作業時間帯での確認は未実施ですが、DFD作成に必要となる外部機関、および業務の流れについてはDMM作成時に抽出しています。
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■ポイント |
- DMMの機能分割を行う際に、職員からは業務の取引先(受付などの手段)や帳票の種類などによって業務を分割しようとする発言があります。これらはDMM上に記載するのではなく、DFD上に表現できることを説明することにより、分析作業の早い段階で、DMMの抽象化の意識を持ちながら業務抽出を行うことが可能となります。
- DMM作成にあたっては、職員が事前に業務内容を列挙した一覧表を用意することで、対象業務の全体を見通しながら、階層1の機能分割が行えます。また、階層2の分割にあたっては、事務処理フローを持参してもらうことで、外部機関との関わりを確認しながら、業務単位を円滑に抽出することができます。
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