【作業の目標】
- 軽自動車税に関する業務範囲・業務目標の設定と、現行業務がどのように行われているのかを共通の記述様式を使って整理します。
【当日の流れ】
9:00〜 9:10 業務分析の目的と本日の作業についての説明(10分)
9:10〜 9:20 業務説明表の記入(「業務の目的・概要」欄のみ)(10分)
9:20〜10:40 機能分析表(DMM:以下「DMM」という)の作成(80分)
10:40〜11:00 機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という)の作成(20分)
【作業内容】
- 参加した職員2人は、9/28の会議に出席していなかったので、業務分析の目的と本日の作業について時間を充てて説明し、業務説明表の作成に取りかかりました。
- 業務説明表の記入においては、職員にて賦課業務の年間計画を用意していたので、その計画に沿った業務の流れおよび条例等に基づいて業務の概要・目的を記入しました。
- DMM作成においては、まず年間計画から業務項目を抽出しました。そして抽出した業務の流れに沿って階層1に割当てていきました。
- DMMを作成する過程で、徐々に職員から意見が出るようになり、意見交換することで賦課業務の流れには前業務に戻るという形態があることが確認できました。
- 階層1で業務を9個以上抽出しましたが、具体的な業務を抽象化する等することで業務を纏めることができ、計8業務にすることができました。
- DMMの階層2の作成においては、市民からの受付や他公的機関からの受付といった、纏めることのできない業務種類での分割、そして納付書の封入・封緘や差替え作業といった業務の流れによる分割を行いました。
- DFDの作成においては、DMMの作成と合わせて外部機関や情報の流れを合わせて確認することで、階層1の業務までは確認することができました。
【出てきた意見】
- DMM作成時、現状業務に関して以下のような意見がありました。
- 賦課事務において、市町村で受け付けていない車両の抹消については、納税者のことを考慮し、審査確認の上、課税の取消を実施している。
- 陸運支局あるいは軽自車検協会受付分については、台帳管理を市町村では行わないので、課税台帳の管理のみとなっている。