■作業名 |
基幹業務 税関連業務 国民健康保険税 現状分析(業務分析)作業(第1回) |
■日時 |
平成17年10月28日(金)
13:00〜15:00 |
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■場所 |
市民会館地下第1会議室 |
■参加者 |
職員:
国民健康保険課 池田主任、宮澤主事、加来主事 |
企業:【基幹】
三菱電機 古宮、久元 |
■使った資料 |
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■概要 |
【作業の目標】
- 国民健康保険税に関する業務範囲・業務目標の設定と、現行業務がどのように行われているのか共通の記述様式を使って整理します。
【当日の流れ】
13:00〜13:05 業務分析の目的と本日の作業の確認(5分)
13:05〜13:20 業務説明表の記入(「業務の目的・概要」欄のみ)(15分)
13:20〜15:00 機能分析表(DMM:以下「DMM」という)、および、機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という)の作成(100分)
【作業内容】
- 参加した職員3人のうち2人が9/28の説明会へ出席していたので、業務分析の目的と本日の作業について簡単に説明した後、業務説明表の作成に取りかかりました。
- 業務説明表を作成するにあたり、国民健康保険課では賦課、収納、給付の3業務を扱っているため、分析対象とする業務範囲について議論しました。
- 今回の業務分析では、収納業務は別枠での作業が用意されていましたが、給付に関しては用意されていませんでした。よって、給付業務を含めて分析を行うべきか検討しました。
- DMMの階層1を作成していく過程で、賦課、給付ともに含めると、分割した各機能の業務範囲が大きくなりすぎてしまい、DMM上で、より詳細な業務分析を追及していくには不適切であると判断し、今回の分析では基幹業務である賦課のみの分析が適当だという結論に達しました。
- DMMの作成にあたっては、業務の年間計画を想定してもらい、階層1では年間計画に沿って行う業務と随時行う業務とを合わせて計8業務を抽出しました。階層2では、受付、作成、発送といった、業務単位での抽出を行いました。
- DFDの作成においては、DMM作成と合わせて外部機関や情報の流れを合わせて確認することで、DFD作成に必要となる情報を収集することができました。
【出てきた意見】
- 分析当初は、国民健康保険業務を1業務として分析すればよいのか、賦課、収納、給付の3業務に分けて分析すればよいのか議論になりました。この結果、別枠で収納業務の分析機会が用意されていたこと、そして賦課と給付をまとめて分析を行うと、分割した各機能における業務範囲が大きくなりすぎてしまい、より詳細な業務分析を行うには不適切であると判断し、今回は基幹業務である賦課のみの分析が適当だという結論に達しました。
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■成果物 |
- 業務説明表(1枚)・・・「業務の目的・概要」欄のみ記載しました。
- DMM(1枚)・・・階層1、2まで作成しました。
※DFDについては、本作業時間帯での確認は未実施ですが、DFD作成に必要となる外部機関、および業務の流れについてはDMM作成時に抽出しています。
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■ポイント |
- 今回の業務分析における対象範囲については、当初、参加者間に意識の違いがありました。これを明確にしないまま作業を進めると、手戻りが発生することが考えられるので、冒頭で十分に議論してから分析作業を行う必要があります。
- DMMの階層1の作成においては、職員が年間計画を想定しながら業務分割を行うことで、対象範囲を網羅した業務抽出が可能となります。また、階層2の作成にあたっては、業務の流れを追って議論することで、職員の抽出作業が円滑に進みます。
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