【作業の目標】
- 固定資産税(償却資産)に関する業務範囲・業務目標の設定と、現行業務がどのように行われているのか共通の記述様式を使って整理します。
【当日の流れ】
15:00〜15:10 業務分析の目的と本日の作業の確認(10分)
15:10〜15:25 業務説明表の記入(「業務の目的・概要」欄のみ)(15分)
15:25〜17:00 機能分析表(DMM:以下「DMM」という)、および、機能情報関連図(DFD:以下「DFD」という)の作成(95分)
【作業内容】
- 参加した職員2名のうち1名が9/28の説明会に出席していたので、業務分析の目的と本日の作業について簡単に説明した後、業務説明表の記入に取りかかりました。
- 今回の業務分析では、土地業務、家屋業務、および、収滞納業務については、それぞれ別枠での作業が用意されていたので、償却資産業務を対象範囲として分析することを確認しました。
- 業務説明表の記入にあたっては、未申告調査、および、申告書記入の適切な指導・対応について現状実態を議論し、目的を記載しました。
- 償却資産は、申告書を発送・受領する業務の流れがあり、他の課税対象(土地、家屋)の事務処理とは異なることから、DMMの階層1の分割方法について、時間を充てて議論を行いました。
- 業務分割にあたっては、職員にて、賦課、更正、減免、それぞれの事務作業の流れ図を用意していたので、階層1は、これらを業務区分の分割単位として抽出しました。ただし、業務範囲が大きくなりそうな区分については2つに分けることで、全体の釣り合いをとりました。
- DMMの階層2の作成にあたっては、それぞれの事務作業の流れ図から、業務のかたまりとなる単位を抽出しました。
- DMM作成時に、外部機関や情報の流れを確認することで、DFDの作成に必要となる情報を収集することができました。
【出てきた意見】
- DMM作成時に業務分割をしていく過程で、現状における作業負荷の高い業務について議論しました。中でも、パンチ業者に依頼するための作業や、納税通知書の引抜き・差替え作業などは、職員の作業負荷が集中しており、問題をかかえているとの意見が出ました。